剣道で使う手ぬぐいをオーダーするには? オーダー時の注意点も解説


剣道でよく使う手ぬぐいはオリジナル製作できるのか、オーダー時に注意すべきことはあるのかなど、剣道の手ぬぐいオーダーで悩んでいる方は多いでしょう。手ぬぐいをオリジナル製作する際は、サイズやデザインなど注意しておきたいポイントがたくさんあります。注意点をしっかりと押さえておけば、イメージどおりの手ぬぐいが製作できるでしょう。

そこで、本記事では、剣道で使う手ぬぐいのオーダー方法や注意点などを解説します。

  1. 剣道手ぬぐいの役割は?
  2. 剣道手ぬぐいの使い方
  3. 剣道手ぬぐいはオーダーできるのか?
  4. 剣道手ぬぐいをオーダーする際の注意点
  5. 剣道の手ぬぐいに関してよくある質問

この記事を読むことで、剣道手ぬぐいの役割や使い方なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.剣道手ぬぐいの役割は?

まずは、剣道手ぬぐいの役割をチェックしておきましょう。

1-1.汗による面の劣化を防ぐため

剣道は激しく動きまわり、集中力も必要な競技ですので、思っている以上に汗をかきます。特に、面の中は密封状態ともいえる空間になっているため、大量の汗をかきがちです。その汗を拭う役割が、剣道手ぬぐいとなります。剣道手ぬぐいは頭に巻きつけて、その上から面をつけることになりますが、顔面に汗が流れるのを未然に防いでくれるのです。ただ汗を拭ってくれるだけでなく、汗による面の劣化を防ぐ役割も担っています。面を長く使い続けるためにも、面の下に剣道手ぬぐいを巻くことが大切です。

1-2.頭を守るため

剣道手ぬぐいは、頭を守る役割も担っています。剣道は相手の頭や上半身に向かって打撃を入れることになるため、相手からの攻撃を受けるたびに衝撃が走るでしょう。頭に面をかぶせていても、相手からの激しい衝撃で頭がクラクラすることもあります。衝撃を少しでも減らすためにも、剣道手ぬぐいは必要不可欠なアイテムです。剣道手ぬぐいをしっかりと頭に巻きつけることで、打突の衝撃を和らげることができます。

2.剣道手ぬぐいの使い方

ここでは、剣道手ぬぐいの使い方を解説します。

2-1.前交差型

剣道手ぬぐいには、さまざまな使い方があります。まずは、一般的な使い方になっている前交差型です。いわゆる通常型で、多くの人が面をかぶる前にこの方法で手ぬぐいを頭に巻いています。前交差型の特徴は、頭部を包むように巻くことです。頭の形に合わせて巻くことができ、巻き方がうまくなると試合中でも手ぬぐいがズレることはありません。ただし、力加減が強すぎるとこめかみの部分が痛くなったり、頭痛に見舞われたりする恐れがあります。なお、前交差型の巻き方は下記の手順を参考にしてください。

  1. 両角を持ったまま、前髪をかき上げるように頭部へかぶる
  2. 両角を持ったまま、顔の形状に合わせて顔の前でクロスさせる
  3. 耳は中に入れず、顔の前に垂れている部分を頭頂部に持ち上げる
  4. 先端を折り返し、後頭部から手ぬぐいが出ないように調整する

2-2.初心者向けの帽子型

子どもや初心者向けの使い方としておすすめしたいのが、帽子型といわれる方法です。帽子型は名前のとおり、帽子のように頭にかぶる使い方となります。折りたたんで頭にかぶるだけなので、誰でも簡単に剣道手ぬぐいを使うことができるでしょう。ただし、締め付けが弱くなるので、試合中や動いているときにズレてしまう恐れがあります。帽子型の使い方に関しては、下記の手順を参考にしてください。

  1. 手ぬぐいを横に半分、または3分の2程度に折る
  2. 大きさを調整しながら、左右の端をクロスして折る
  3. 裏返して両端を折り込む
  4. 台形になるように調整する
  5. 前髪を含め、髪の毛と耳を覆うようにかぶる

2-3.上級者向けの後ろ交差型

後ろ交差型は、比較的難易度が高めの上級者向けです。顔をすっぽりと覆った後に巻き上げる使い方となるため、男性が活用するケースが多いでしょう。顔全体をカバーしつつ締め上げることもないので、長時間の装着でもズレたり痛みが出たりすることはほとんどありません。なお、後ろ交差型の使い方は下記の手順となります。

  1. 両端を持ち、中央下部を口でくわえながら顔全体を巻くように覆う
  2. 両端を持ったまま、頭部を1周させる
  3. 頭部全体に巻いた後、顔の前で両端を押さえながら頭頂部の余分部分を前へ折り返す
  4. 両端と折り返し部分を押さえながら、顔面を出すように顔の前部分を持ち上げる

3.剣道手ぬぐいはオーダーできるのか?

ここでは、剣道手ぬぐいをオーダーする方法とポイントを解説します。

3-1.オリジナル製作業者に依頼する

剣道手ぬぐいを製作する際は、オリジナル製作業者に依頼するのが一般的です。オリジナル製作を行っている業者の中でも、手ぬぐいなど布製品の製作実績があるところを選んでください。製作業者によって仕上がりが異なるため、慎重に依頼先を選ぶことが大切です。製作実績のある業者なら、イメージどおりの剣道手ぬぐいが製作できます。予算内でどのようなデザインの剣道手ぬぐいが製作できるのか、いろいろなアドバイスを得ることができるでしょう。

3-2.デザインを考える

オリジナル製作の魅力は、デザインを自分で考えることができる点です。剣道手ぬぐいをオーダーする際は、どのようなデザインにしたほうがいいのか悩む方は多いでしょう。よくあるデザインとしては、学校名や団体名などを入れるケースです。どこに所属している人なのか、ひと目で分かりやすくなります。また、学校や団体の名前を入れると同時に、スローガンや「一心不乱」「剣心一如」などといった言葉を入れるのもおすすめです。実際に、どのようなデザインで剣道手ぬぐいが製作されているのか、製作事例をチェックしてみるといいでしょう。

3-3.プリントと本染め

製作業者によって異なりますが、手ぬぐいをオリジナル製作する場合、プリントと本染めの2種類があります。プリントはフルカラー印刷になっているため、自由度の高いデザインにも対応可能です。写真や画像をデザインに反映させたいときは、プリントのほうがキレイな仕上がりになるでしょう。一方、本染めは高級感や独特の風合いを出すことができます。染料の裏抜けが抜群ですので、両面から模様を楽しめますし、ソフトな手触りが特徴です。剣道手ぬぐいは、本染めで製作されることになります。

4.剣道手ぬぐいをオーダーする際の注意点

ここでは、剣道手ぬぐいをオーダーする際の注意点について詳しく説明します。

4-1.剣道用のサイズを選ぶ

剣道手ぬぐいを製作業者へオーダーする際は、必ずサイズを確認してください。手ぬぐいのサイズは製作業者によって異なり、一般的な手ぬぐいのサイズは横90cm×幅33cmとなっています。ただし、剣道用の手ぬぐいになると、サイズは少々小さめになってしまうことがあるので注意が必要です。剣道手ぬぐいは頭に巻くことになるため、一般的なサイズよりも大きめのものを選ばなければなりません。できれば大判・剣道用サイズの横100cm×幅33cmを選択しましょう。横のサイズが大きめの手ぬぐいのほうが、頭に巻きやすくなります。

4-2.見積書の内容を確認する

見積書の内容を細部まで確認することも、製作業者へオーダーするときに押さえておきたい大切なポイントです。見積書には、どのような材料にいくらかかるのか、このデザインにするといくらになるのかなど、細かい内容が記載されています。総額だけでなく、細かいところまでチェックすることで製作業者とのトラブルが回避できるでしょう。見積書を確認する際、細かく記載されていない場合は注意が必要です。見積書が具体的になっていない製作業者は悪徳業者の可能性があるため、しっかりと確認しておきましょう。

4-3.製作業者選びに要注意!

前述したように、製作業者選びも注意しておきたいポイントとなります。製作業者の中には、高額な費用を請求したり、手触りの悪い素材で手ぬぐいを製作したりしているところがあるでしょう。実際に、製作業者と金銭トラブルなどが多発しているため、トラブルを未然に防ぐためにも慎重に製作業者を選ぶ必要があります。なお、製作業者選びで押さえておきたいポイントは、下記を参考にしてください。

  • 手ぬぐいなど布製品の製作実績があるか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • どのような質問にも分かりやすく答えてくれるか
  • 口コミや評判がいいか
  • 無料見積もりや無料相談を受け付けているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 製作事例がホームページ等に掲載されているか

4-4.オリジナル製作ならスズキネへ

どの製作業者に依頼すべきか悩んでいる方は、ぜひスズキネをご利用ください。布製品のオリジナル製作や販売を行っているスズキネでは、本染めでの剣道手ぬぐいが製作できます。創業100年の確かな実績を持っているからこそ、どのような要望にも応えることが可能です。完全国内生産の高品質な手ぬぐいを製作しているため、剣道手ぬぐいの手触りも最高の仕上がりとなっています。無料相談も受け付けていますので、剣道手ぬぐいの製作を検討中の方はぜひ一度お問い合わせください。

5.剣道の手ぬぐいに関してよくある質問

剣道の手ぬぐいに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.頭に巻く以外の使い道はあるのか?
A.試合を終えた後に汗を拭うこともできますが、もちろん剣道以外にも手ぬぐいの使い道はたくさんあります。剣道手ぬぐいは一般的なサイズよりも大きめですので、インテリアとして飾ると部屋のアクセントになるでしょう。たとえば、学生の部活動で剣道をしていた場合、当時の思い出が蘇り、大人になってからも気合いが入るきっかけになることもあります。インテリアとして飾るだけでなく、実際にものを包んだり、ハンカチ代わりにしたりするなど手ぬぐいの使い道は幅広いのが魅力です。

Q.剣道用手ぬぐいのデザインを考えるコツは?
A.何のために剣道用手ぬぐいを製作するのか、目的を明確にするといいでしょう。製作目的を明確にすることで、より適切なデザインが考えられるようになります。たとえば、大きな大会を目前に控えている場合、チームメンバーの名前が入っているデザインにしたり、学校名や団体名のスローガンを入れたりするなど、気合いが入るようなデザインにするといいでしょう。

Q.本染め手ぬぐいのデメリットはあるのか?
A.細かい線は潰れてしまうデメリットがあります。そのため、細かいデザインを反映させたいならプリントで手ぬぐいを製作したほうがいいでしょう。本染めの手ぬぐいは、大まかな表現になります。また、色がイメージどおりにならないこともあるため、実物を確認しながら決めることが大切です。そのほか、手作業になるので製作に時間がかかるケースもあります。

Q.図柄パターンの種類は?
A.スズキネにおける図柄パターンは、以下のとおりです。

  • 白色1色:白地に柄が全体の30%を占める。柄は1色を染色したもの
  • 白色多色:白地に柄が全体の30%を占める。柄は2色以上を染色したもの
  • 総柄1色:白地に柄が全体の半分以上。柄は1色を染色したもの
  • 総柄多色:白地に柄が全体の半分以上。柄は2色以上を染色したもの
  • 地染め1色:ベタ地で1色を染色したもの。柄は白抜き
  • 地染め多色:ベタ地で1色染色したもの。柄は1色以上を染色したもの

Q.製作費用を抑えるコツは?
A.なるべく、シンプルなデザインにしたり、色数を多く使わなかったりするなど、製作費用を抑えるポイントはたくさんあります。色数が増える・複雑なデザインにすると、それなりの製作費用がかかるでしょう。あらかじめ予算が決まっている場合は、その旨を製作業者に伝えてください。予算内でどのようなデザインにできるのか、優良業者は相談にのってくれるでしょう。

まとめ

剣道の手ぬぐいをオリジナル製作することで、チームとしての団結力はもちろん、試合で気合いが入る要素にもなります。オリジナル製作は自由度が高いため、何の目的で製作するのか、どのような文字を入れるのか明確にすることが大切です。製作業者の中には、デザイン相談を受け付けているところもあるので、要望を伝えつつベストなデザインを考えていくといいでしょう。なお、スズキネでは無料相談や無料見積もりを行っています。剣道手ぬぐいの製作を検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。


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