記念品として名入れ手ぬぐいを製作するコツは? オーダー時の注意点も


名入れ手ぬぐいは、記念品としても最適なアイテムです。会社の周年記念やイベントなど、さまざまな場面で名入れ手ぬぐいが活躍しています。そのため、記念品として名入れ手ぬぐいを製作する方が増えてきていますが、どのようなデザインにすべきか悩んでいる方も多いでしょう。イメージどおりの名入れ手ぬぐいを製作するためには、製作時の注意点やポイントを把握しておく必要があります。

そこで、本記事では、記念品として名入れ手ぬぐいを製作する方法とポイントなどを解説しましょう。

  1. 名入れ手ぬぐいはどんな記念品に最適か?
  2. 手ぬぐいの名入れ方法にはどんな種類があるのか?
  3. 記念品として名入れ手ぬぐいをオーダーする際の注意点
  4. 名入れ手ぬぐいはどんな種類があるのか?
  5. 名入れ手ぬぐいに関してよくある質問

この記事を読むことで、名入れ手ぬぐいをオーダーする際の注意点や主な種類なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.名入れ手ぬぐいはどんな記念品に最適か?

まずは、名入れ手ぬぐいが活躍するシーンをチェックしておきましょう。

1-1.卒業式・入学式

名入れ手ぬぐいは、卒業式や入学式の記念品として製作されるケースがあります。学校の名前を入れるだけで特別な記念品になるでしょう。また、手ぬぐいは汚れや水滴を拭き取るためのものという印象がありますが、ほかにもさまざまな使い道があります。弁当箱を包んだり、ものを入れたり、エコバッグとして活用したりすることもできるため、使い道が限られていないという点もメリットです。幅広い人に使ってもらえるからこそ、卒業式や入学式の記念品として最適といえるでしょう。

1-2.結婚式

名入れ手ぬぐいは、結婚式でも大活躍するアイテムです。結婚式を挙げるカップルにとっては、どんなものを引き出物にすべきか悩んでいる方は多いでしょう。名入れ手ぬぐいは引き出物としても最適なアイテムです。たとえば、新郎新婦の姿を用いた刺繍を入れたり、かわいい花や動物などのモチーフを施した手ぬぐいにしたりします。前述したように、手ぬぐいは老若男女で使うことができるため、結婚式の引き出物として最適です。

1-3.会社の周年記念やイベントにも

会社の周年記念として配布したり、イベント限定で来場者に配ったりする際にも、名入れ手ぬぐいは大活躍します。会社の周年記念に配布する際は、その記念日と会社のロゴや名前を手ぬぐいに入れるといいでしょう。イベント限定で来場者に配布する場合は、そのイベント名やキャラクターなどを入れるだけでも特別感が増します。手ぬぐいは海外の方にも喜ばれるアイテムですので、海外向けの記念品としても最適です。

2.手ぬぐいの名入れ方法にはどんな種類があるのか?

ここでは、手ぬぐいの名入れ方法をいくつか紹介します。

2-1.お礼メッセージ

どんな名入れ方法があるのか気になっている方は多いと思いますが、個人ネームからメッセージなどさまざまな方法があります。名入れ手ぬぐいを記念品として製作する場合は、お礼メッセージを入れる方が多いようです。たとえば、「感謝」「祝」など個人の名前だけでなく、簡単な言葉を手ぬぐいに入れることもできます。簡単なメッセージを添えるだけでも、オリジナリティーを出すことができるでしょう。

2-2.ロゴマーク

会社やイベントなどのロゴマークを手ぬぐいに入れる方法もあります。オリジナル製作は自由にデザインを考えることができるので、この機会にオリジナルのロゴマークを製作する方も多いのです。特に、記念品として名入れ手ぬぐいを製作する際は、ロゴマークが活用できます。製作業者の中には、デザインの相談にのってくれるところもあるので相談してみてはいかがでしょうか。

2-3.プリントと本染め

名入れの印刷方法としては、プリントと本染めの2種類があります。製作業者によって具体的な方法は異なりますが、プリントは顔料スクリーンプリントを採用しているケースがほとんどです。顔料スクリーンプリントは、細かいデザインや柄をそのまま鮮明に印刷できる点がメリットとなります。一方、本染めは昔からある手ぬぐいの技術で、日本古来の染め方が特徴です。手ぬぐいならではの良さを出したい方は、プリントよりも本染めを選ぶといいでしょう。

3.記念品として名入れ手ぬぐいをオーダーする際の注意点

ここでは、記念品として名入れ手ぬぐいをオーダーする際の注意点について説明します。

3-1.製作目的をハッキリさせる

オリジナルの名入れ手ぬぐいを製作する際は、なぜ製作するのか目的を明確にすることが大切です。製作目的をハッキリさせることで、どんな名入れをすればいいのかイメージしやすくなります。イベントなどで名入れ手ぬぐいを配布する際は、どのような人たちがそのイベントに参加するのかを考えることが大切です。製作目的や配布する客層を踏まえてデザインを考えれば、その場面に最適な記念品が出来上がるでしょう。

3-2.だいたいの予算を考える

名入れ手ぬぐいを製作する際は、あらかじめ予算も考えておかなければなりません。オリジナル製作はデザインを自由に考えることができるからこそ、印刷方法やデザインによって製作費用が大きく異なります。あれもこれもと採用していては、いつの間にか予算を超えてしまうことになるでしょう。すでに、予算が決まっている場合は、その旨を製作業者に伝えてください。予算内でできることを提案してくれるでしょう。

3-3.製作業者へ要望をしっかりと伝える

オリジナル製作でよくあるのが「イメージしていたものと違った」という失敗です。この失敗を引き起こす原因として、製作業者とのすり合わせ不足があります。すべてを製作業者任せにしたり、しっかりと要望を伝えなかったりすると、イメージと異なる仕上がりになってしまうので注意が必要です。イメージどおりの名入れ手ぬぐいを製作するためにも、要望をしっかりと製作業者へ伝えてください。ここで遠慮するのはNGです。納得いかないことがあれば、どんどん質問しましょう。

3-4.製作業者選びも大切なポイント

満足できる名入れ手ぬぐいを製作するためには、製作業者選びも大切なポイントとなります。製作業者の中には、質が悪く、イメージとは違ったものを製作する悪徳な業者が存在しているので注意しなければなりません。製作業者選びで悩んでいる方は、以下のポイントに注目してください。

  • 名入れ手ぬぐいの製作実績があるか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • どのような質問にも分かりやすく説明してくれるか
  • 質のいい手ぬぐいを製作してくれるか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 料金設定が明確になっているか
  • 口コミや評判がいいか
  • 無料相談や無料見積を受け付けているか

なお、手ぬぐいのオリジナル製作を受け付けているスズキネでは、無料相談を受け付けています。名入れ手ぬぐいの製作でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

4.名入れ手ぬぐいはどんな種類があるのか?

ここでは、名入れ手ぬぐいの主な種類を解説します。

4-1.通常サイズ・ハンカチサイズ

手ぬぐいの通常サイズは、横90cm×縦35cmと縦長タイプとなります。昔ながらの手ぬぐいを作りたいと思っている方は、通常サイズを選択するといいでしょう。一方、手ぬぐいでもハンカチのように気軽に使いたい方は、ハンカチサイズがおすすめです。ハンカチサイズは横33cm×縦33cmの正方形となっています。ハンカチ代わりに手を拭いたり、汚れを除去したりできるので、お出かけの際に活用できるでしょう。製作業者によってもサイズが異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

4-2.白枠なし・白枠あり

プリントで名入れ手ぬぐいを製作する際は、白枠なしと白枠ありのどちらかを選択できます。白枠ありはデザインの周囲に2cmの白枠があるパターンです。白枠なしはデザインをそのまま手ぬぐいに反映させることができます。全面的にデザインをアピールしたい方は白枠なし、デザインにメリハリをつけたい方は白枠ありがおすすめです。実際に、どのような仕上がりになるのか実物を見せてもらうとイメージしやすくなるでしょう。

4-3.本染めの図柄パターン

本染めで名入れ手ぬぐいを製作する場合、さまざまな図柄パターンがあります。それぞれでデザインの印象が変わるので、特徴を把握しておくといいでしょう。主な図柄のパターンと特徴は下記を参考にしてください。

  • 白地1色:白地に柄が全体の約30%を占めている。柄は1色染色したもの
  • 白地多色:白地に柄が全体の約30%を占めている。柄は2色以上染色したもの
  • 絵柄1色:白地に柄が全体の半分以上を占めており、柄は1色を染色したもの
  • 総型多色:白地に柄が全体の半分以上を占めており、柄は2色以上染色したもの
  • 地染め1色:ベタ地で1色染色したもの。柄は白抜き
  • 地染め多色:ベタ地で1色染色したもの。柄にはさらに1色以上染色している

5.名入れ手ぬぐいに関してよくある質問

名入れ手ぬぐいに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.手ぬぐいを記念品に選ぶメリットは?
A.コンパクトなサイズが売りの1つでもあるため、かさばらないメリットがあります。記念品として贈る際、かさばるものや荷物になるものは避けたほうがいいでしょう。手軽に利用できたり、持ち運べたりするものは喜ばれます。また、手ぬぐいはハンカチとは異なり、布がとても薄い点が特徴です。そのため、濡れてもすぐに乾きやすく、使い勝手がいいと人気があります。

Q.手ぬぐいの材質は?
A.製作業者によって異なりますが、木綿または平織りの布でできているものがほとんどです。また、手ぬぐいの種類によっても材質が異なります。たとえば、スズキネの場合、プリントは岡(綿100%)、本染めは文(綿100%)です。実際に、実物を確認することも可能なので、肌ざわりを確かめたい方はお申し付けください。

Q.プリントと本染めのメリット・デメリットは?
A.それぞれのメリットとデメリットは、以下のとおりです。

プリント

  • メリット:安定した品質を低価格で製作できる・細かい線が表現できる・色指定が可能・短納期対応や量産ができる
  • デメリット:本染めのような高級感や風合いは出ない・裏面は白っぽくなる・表面の手触りが硬くなる

本染め

  • メリット:高級感や独特の風合いがある・両面から模様が楽しめる・ソフトな手触り
  • デメリット:細かいデザインはできない・イメージしていた色と異なる仕上がりになることもある・手作業のため納期が長くなりがち

Q.製作を依頼する前の注意点は?
A.最終デザインと見積書をしっかりと確認することです。すべて製作業者に任せてしまうと、イメージどおりの仕上がりにならない可能性があります。製作へ入る前に、必ず最終デザインを確認し、最後まで綿密に打ち合わせを重ねることが大切です。そして、見積書の内容も細部までチェックしてください。見積書には、どのような作業にいくらかかるのか詳細が記載されています。具体的な内容や料金が記載されていない場合は、製作後に高額な追加費用を請求される恐れがあるので要注意です。

Q.製作依頼から納品までの大まかな流れは?
A.大まかな流れは以下のようになります。

  1. 製作業者へ無料見積を依頼する
  2. 製品に関する要望・仕様・用途・数量・納期などを伝える
  3. 打ち合わせの内容にて提示された見積書を確認する
  4. 見積書に納得しだい、正式に注文する
  5. デザインのデータをメールで製作業者に送る
  6. 最終デザインや色を確認した上で製作開始→納品

具体的な製作の流れは、業者に確認してください。なお、手ぬぐいのデザインはAdobeなどのイラストレーターを使うことになります。ラフ画でも受け付けている製作業者はあるので、事前に確認しておくと安心です。

まとめ

名入れ手ぬぐいは、会社の周年記念やイベント・卒業式や入学式などの記念品として最適なアイテムです。名前を入れるだけで特別な手ぬぐいになりますし、デザインを考慮すればオシャレな出来上がりになるでしょう。制作時に大切なのは、どのような場面で使用するのか、目的を明確にすることです。また、さまざまなデザインをチェックすると仕上がりがイメージしやすくなるでしょう。製作業者のスズキネでは無料相談を受け付けていますので、名入れ手ぬぐいの製作でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。


創業明治40年の確かな実績!国内生産のオリジナル手ぬぐいが1枚179円〜

国内生産のオリジナル手ぬぐいが1枚149円~