手ぬぐいを販促品として活用する3つのポイント!事例や依頼のコツも!


手ぬぐいを販促用としてオリジナル製作する場合、どのような方法で行えばいいのか・どこに依頼すればいいのかと悩んでいる方は多いでしょう。デザインによっては、販促用としての効果が期待できないケースもあります。

ポイントや活用事例を把握しておけば、目的に合ったオリジナルの手ぬぐいを作ることができるでしょう。

本記事では、手ぬぐいを販促用として製作する際のポイントなどを解説します。

  1. そもそも販促品とは?
  2. 販促品に手ぬぐいが適している理由は?
  3. 販促品としての手ぬぐい活用事例
  4. 手ぬぐい製作を業者に依頼するには?
  5. 手ぬぐいに関してよくある質問

この記事を読むことで、販促用として理想の手ぬぐいを作る方法や依頼先などが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.そもそも販促品とは?

販促品とはどういうものなのか、きちんと正しい情報を把握しているでしょうか。会社や企業の利益アップのために、反則に力を入れているところを多く見かけます。簡単に説明すると、販促品とは、販売促進や販売促進活動を高めることを目的とした品です。

販売促進のために製作し、配布するのが販促品となります。販促品は販促物・ノベルティーグッズ・販促グッズなどとも呼ばれており、販促品の製作と配布で集客→売り上げアップ→自社店の発展を得ることが、最大の目標といえるでしょう。

2.販促品に手ぬぐいが適している理由は?

最初に、なぜ手ぬぐいが販促品として適しているのか、主な理由をチェックしておきましょう。

2-1.幅広い用途で使える手ぬぐい

手ぬぐいが販促品として選ばれるのは、幅広い用途で使うことができるからです。販促品として、よく採用されている種類は、お菓子・うちわ・ポケットティッシュ・ブロックメモなどがあります。けれども、使用用途が限られていたり、客層が制限されていたりと何らかのデメリットがあるでしょう。販促品はそれぞれの目的に注目して選ぶものですが、手ぬぐいは幅広い客層でも使用できるアイテムとして選ばれているのです。

一般的に、手ぬぐいはハンカチ代わりになるものでしょう。使い方はそれだけではなく、お弁当包みとして使ったり、額縁に入れて飾ったり、ミニバックやカバーにするなどアレンジも可能です。

2-2.日本の伝統がアピールできる

世界を視野に入れている企業なら、日本の良さをアピールできる販促品を求めるでしょう。手ぬぐいは昔から日本で使われてきた伝統アイテムでもあるため、日本ならではの良さを海外に発信することもできます。

富士山や日本らしさが出ている柄を取り入れることで、しっかりとアピールできますし、そこに社名やロゴを入れれば販促品としての効果も期待できるはずです。海外の方の中には、日本の手ぬぐいを集めているコレクターも多数存在しています。海外に対する販促効果を期待している企業は、手ぬぐいのオリジナル製作がおすすめです。

2-3.使い勝手がよくコスパに優れている

販促品を製作する場合、企業にとっては最低限のコスパでより高い販促効果を実現できるのが1番の理想といえるでしょう。前述したとおり、販促品は販売促進を目的としているため、なるべく製作にかかるコストは抑えたいものです。費用対効果が高くなければ、販促品としての効果は実感できません。

だからこそ、販促品として最小限のコストで製作できる手ぬぐいが最適なのです。手ぬぐいは、数ある販促品の中でも費用対効果が高いといわれています。さらに、使い勝手がよく、普段づかいができるものでもあるため、多くの人に喜ばれるでしょう。

3.販促品としての手ぬぐい活用事例

ここでは、販促品としての手ぬぐいの活用事例をいくつか紹介します。

3-1.イベント会場などで配布する

実際に、販促品としてオリジナル手ぬぐいを製作した会社は、イベント会場などでノベルティーとして配布しました。ノベルティーとは自社をアピールしたり購入を促したりするために無料で配布するものです。無料で手ぬぐいをもらうことができるのなら、消費者にとってはとてもサービスが良い会社というイメージを受けるでしょう。ブランドイメージや会社の評判を高めると同時に、販促効果も期待できます。

また、イベント会場などで配布すれば、よりたくさんの人に手に取っていただくことができるため、自社アピールの場としては最適です。イベント会場だけでなく、記念日や株主への贈り物としてもぴったりのアイテムといえるでしょう。

3-2.集客効果も期待できる

販促用としての手ぬぐいは、さまざまな場での集客効果も期待できるでしょう。たとえば、学校法人の場合、運動会や各種学校行事などの際に、オリジナル手ぬぐいをプレゼントするケースがあります。来場者の方にプレゼントすることで集客率アップにつながりますし、学校の運営にも良い影響を与えることができるでしょう。

飲食店といったサービス業でも、手ぬぐいプレゼントキャンペーンなどを実施することで、不特定多数の人から注目されるようになります。集客率がアップすれば、販売促進効果にもつながるでしょう。

3-3.地域復興のアイテムとしても最適

販促用の手ぬぐいは、地域復興のアイテムとしても最適です。地域の活性を目的とする物産展や交流会などで、オリジナル手ぬぐいを配布しているところもあります。来場された方へプレゼントすれば記念になりますし、地域の特産品などを購入してもらえるいいきっかけにもなるでしょう。

実際に、ある地域では、その地域での特徴を表したロゴやキャラクターを手ぬぐいのデザインに取り入れました。地域のポイントを紹介する形で手ぬぐいのデザインを考えると、名産品やその地域ならではのグッズの購入意欲を高めることができるのです。

4.手ぬぐい製作を業者に依頼するには?

それでは、手ぬぐい製作を業者に依頼する方法やポイントを解説します。

4-1.サイズとデザインを明確に

日本の手ぬぐいは、ヨコ90cm×タテ34~35cmのサイズが一般的です。オリジナルの手ぬぐいを作る際も、このサイズを目安にするといいでしょう。なお、オリジナル製作を行っているスズキネでは、通常サイズがヨコ90cm×タテ35cm、ハンカチ手ぬぐいをヨコ33cm×タテ33cmで制作しています。また、なるべく販促品としての効果が期待できるデザインを考えましょう。社名のロゴを入れたり、キャラクターや特産品の絵柄を入れたりすることも可能です。

4-2.業者選びのポイントをチェック!

さまざまな要素に注目してほしいのですが、業者選びで最も重視してほしいポイントは品質です。お金をかけて製作を依頼しても、仕上がりが悪ければ意味がありませんし、販促品としての効果が期待できなくなります。

まずは、完成度の高い製品を製作してくれるかどうか、ホームページ等で実績を確認してください。実績のある業者は、より最適な手ぬぐいを作るために、要望を聞きながらさまざまなアドバイスしてくれます。逆に、対応が悪い業者は、適当に答えたりすぐに契約を取ろうとしたりするなど、対応が悪くなりがちです。

4-3.注文の大まかな流れ

オリジナルデザインの手ぬぐいができるまでの大まかな流れは以下のとおりです。

  1. ホームページまたは電話で問い合わせする
  2. どんな手ぬぐいを制作したいのか、業者と打ち合わせを行う
  3. 仕様・用途・数量・納期などをしっかり伝える
  4. 提示された見積書を確認する
  5. 問題がなければ正式に注文し、デザインをデータで入稿する
  6. イラストデータの最終確認を踏まえ、製作開始→納品

製作業者によって具体的な流れが異なるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。

4-4.ロット数に要注意!

業者によって製作ロット数が決まっていますが、オリジナル製作を依頼する際は、このロット数に注意が必要です。なるべく、製作ロットが小口でもOKな業者に依頼しましょう。小口から大口まで対応してくれる業者のほうが、製作したい数の分だけオリジナル手ぬぐいが注文できます。大口ロット数だけ注文を受けつけている製作業者では、小口からの注文ができません。また、依頼をする前に必ず見積書を確認してください。

オリジナル手ぬぐいの価格や製作費用など詳しく記載されていない業者は悪徳業者の可能性が高いので要注意です。トラブルを防ぐためにも、気になる箇所は正式に注文する前に解消することをおすすめします。

4-5.よくあるトラブルにも注目

製作業者に依頼する場合、「データと仕上がりがまったく違った」というトラブルがよく起きています。手ぬぐいのオリジナル製作に慣れていない・実績がない製作業者ほど、トラブルになりやすいので注意が必要です。イメージと出来上がりの差が広がってしまうのは、きちんと要望を業者に伝えていなかったという打ち合わせ不足が原因となります。

なるべく、生地見本やプリント見本・形状見本など現物サンプルを見せてもらったほうが失敗は防げるでしょう。信用できる業者は、現物サンプルを見せてくれるので、尋ねてみてください。

5.手ぬぐいに関してよくある質問

手ぬぐいに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.本染めとプリントの違いは?
A.本染めは高級感や独特の色合いを出すことができます。さらに、染料の裏抜けが非常にいいので両面から模様を楽しめたり、着色した部分が硬くならずソフトな手触りになったりするでしょう。ただし、細かいデザインはつぶれてしまう恐れがあるため、大きなデザインしかできないというデメリットもあります。
一方、プリントは安定した品質の手ぬぐいを低価格で製作したい方におすすめです。本染めよりも細かい線を表現することができ、色指定が可能なのでほぼイメージに近い色で仕上がるでしょう。製版や印刷は機械で行うので、短納期対応や量産が可能な点も大きなメリットです。

Q.オリジナルの手ぬぐい製作にいくらかかるのか?
A.オリジナル製作は高いと思われがちですが、手ぬぐいは比較的安価で製作できる販促品です。発注数・デザイン・印刷方法によって異なるため、事前に製作業者との打ち合わせで確認しておかなければなりません。あくまで目安となりますが、100枚で1枚あたり約180円から製作できるでしょう。発注数が大きくなるほど1枚あたりの値段も安くなります。

Q.コストを抑えるコツは?
A.印刷の色数を少なくすることです。手ぬぐいのオリジナル製作は、色の数が多くなればなるほど費用も高くなってしまいます。できるだけ、色数を抑えることができれば費用節約につながるでしょう。また、印刷の範囲を制限する方法もあります。全面印刷が可能ですが、白地を残して製作したり、2cm程度の余白を設けたりすることでコスト削減ができるでしょう。どうすればコストを抑えることができるのか、製作業者に相談してみてください。

Q.販促用としてデザインを決めるコツは?
A.何をアピールしたいのかハッキリさせることです。会社のジャンルや目的によって、何をアピールしたいかが異なるでしょう。シンプルな自社アピールをしたいのであれば、社名ロゴやイメージキャラクターを入れるだけでもOKです。たくさんの情報を入れずに、必要な内容だけ入れるデザインが注目されやすくなります。デザインで悩んだときは、製作業者に相談をするといいでしょう。ラフ画でも受けつけてくれる業者も存在しているので、ぜひチェックしてみてください。

Q.デザインはどのように入稿すればいいのか?
A.基本的に、イラストデータでの入稿となります。スズキネの場合、Adobe Illustratorにて作成し、データをメールで送る方法です。メールで送ることができない容量であれば、インターネット上にアップロードしてそのURLを送るか、CD-Rなどのメディアに保存して郵送することになるでしょう。なお、スズキネでは簡単なデザインであれば、データ作成サービスを利用することも可能です。

まとめ

オリジナルの手ぬぐいを作る際は、まず何のために作るのか目的をハッキリと明確にしておかなければなりません。販促用として作るのなら、アピールしたい内容を前面に押し出したデザインがいいでしょう。

会社や企業の売り上げにつなげられるよう、盛りだくさんの内容をデザインに反映する方もいますが、本当に伝えたい内容に絞ることも大切です。オリジナル製作を受けつけている業者の中には、デザイン案の相談を行っているところもあるので、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。


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