オリジナル巾着の活用方法を紹介! 作成ポイントやデザインの決め方


「オリジナル巾着を作りたいけど、どんなデザインにすればいいのか」「どんな場面でオリジナル巾着は活用できるのか」など、オリジナル巾着で悩んでいる方は多いでしょう。オリジナル巾着はさまざまな場面で活躍するアイテムです。活用方法やオリジナル作成のポイントを把握しておけば、用途に合った巾着を使うことができるでしょう。

本記事では、巾着の用途やオリジナル巾着の活用方法などを解説します。

  1. 巾着の用途は?
  2. オリジナル巾着の活用方法
  3. オリジナル巾着を作成するポイント
  4. 巾着に関してよくある質問

この記事を読むことで、オリジナル巾着の作成ポイントも分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.巾着の用途は?

最初に、巾着の用途をいくつかチェックしておきましょう。

1-1.開口部をひもで絞めるバッグ

トートバッグ・ショルダーバッグなどさまざまな種類のバッグがありますが、巾着は開口部をひもで絞めるタイプのバッグです。一般的なトートバッグには開口部に何もついていないので、落としたら中身が地面に散乱してしまうでしょう。けれども、巾着は開口部をギュッとひもで絞めることができるので、落としても中身が飛び出る心配はありません。また、開口部をひもで絞めることで丸々とした形になるのも、オシャレポイントといえるでしょう。

1-2.コンビニなどちょっとしたお買い物に

コンビニなど大きめのトートバッグを持っていくほどのことではないちょっとしたお買い物に、ほどよいサイズの巾着が便利です。ちょっと出かけるだけなのに、大きめのバッグを持っていくのは面倒でしょう。巾着はスマホ・財布・家のカギを入れるのにはぴったりなサイズ感ですので、ちょっとしたお出かけに最適です。ほかにも、ゴミを捨てに出たり、コンビニへ買い物に行ったり、旅行先で部屋から大浴場へ行ったりするときなども使うことができます。

1-3.バッグインバッグ

巾着は、バッグインバッグとしても大活躍するアイテムです。目薬・頭痛薬・日焼け止め・イヤホンなど、外出時に必要な小物類はバッグの中でごちゃごちゃになってしまいます。小物類をまとめておきたいときに巾着を使えば、バッグの中がスッキリしますし探し物がすぐに見つかりやすくなるでしょう。バッグを切り替えるときにも、巾着ごと移動させれば入れ忘れもなくなります。また、普段使わない靴やバッグを入れたり、日用品を収納したりするのも最適です。

1-4.レジャーにも使える

プール・海水浴・温泉施設といったレジャーにも巾着が活躍します。中~大サイズの巾着は、厚みのあるタオル・着替えも入るのでおすすめです。特に、不織布でできた巾着は防水性があるので、ほかの衣類を汚したり濡らしたりする心配もありません。巾着1つをバッグの中に忍び込ませておけば、何かものを入れたいときに役立ちます。ひもがついているからこそ、腕にひもをとおせば持ち運びも楽です。

1-5.おもちゃ箱代わりにも

巾着は、おもちゃ箱の代わりにもなるアイテムです。レゴといった細かいブロックをまとめておくのに最適ですし、種類ごとにおもちゃを分けておけば好きなときに取り出すこともできます。子どもと一緒に外出する際は、巾着ごと持っていけるのも大きなメリットです。そのほか、掃除用具置き場に巾着を吊(つる)して細かいものを入れておいたり、インテリアとして飾ったりする使い方もあります。

2.オリジナル巾着の活用方法

ここでは、オリジナル巾着の活用方法を紹介します。

2-1.ノベルティーグッズとして

オリジナル巾着はノベルティーグッズとして活用できるアイテムです。ペンケース・メモ帳・トートバッグ・小物入れなど、ノベルティーグッズはたくさんありますが、中でも巾着は年齢層に関係なく幅広い人に使っていただけるグッズといえるでしょう。前述したように、たくさんの使い道があるので性別問わず、老若男女に喜ばれます。たとえば、展示会や説明会の来場者へ配布したり、店舗の来店キャンペーンとして配ったりできるでしょう。企業の名前やロゴなどを巾着に入れることで、販促力アップにつながります。

2-2.販売用のラッピングとして

オリジナル巾着は、販売用のラッピングとしても活用できます。一般的なラッピングはビニール袋がほとんどだと思いますが、巾着にすることで高級感や特別感が演出できるでしょう。特別な日にプレゼントしたいときや高級感を出したいときに、巾着ラッピングはおすすめです。店舗によってもラッピング用に巾着を用意しておけば、顧客に喜ばれるでしょう。また、店舗名やロゴを入れることで、そのブランドのものだとひと目で分かりやすくなります。

2-3.記念品として

卒業式・入学式・企業の周年記念など、オリジナル巾着は記念品としてもおすすめです。布製の巾着は作りがしっかりとしているので、中にプレゼントを入れることもできます。たとえば、卒業式や入学式で、生徒たちへの贈り物をオリジナル巾着に入れて配布すればごちゃごちゃにならずに済みますし、受け取る側も用意する側も楽です。また、企業の周年記念にオリジナルの巾着は喜ばれます。さまざまな人に使える巾着だからこそ、記念品としてはぴったりなアイテムといえるでしょう。

2-4.販促用として

オリジナルの巾着は、販促用としても活用できます。ノベルティーグッズは企業の商品やサービスを認知してもらうために無料で配布するものですが、販促用は販売を促進するために配布するものです。ノベルティーグッズよりも直接的に購買意欲を促したいときには、販促用としてオリジナル巾着を作成するといいでしょう。なお、販促用としてオリジナル巾着を作成する際は、製作目的・配布するターゲット・予算などを具体的に設定することが大切なポイントとなります。

2-5.オリジナルグッズとして

イベントや即売会などで販売するオリジナルグッズとしても、巾着は選ばれることが多いアイテムです。自分が描いたオリジナルのキャラクターや絵を巾着に印刷するだけで、この世に1つだけのオリジナル性が高い巾着となります。そのイベントでしか購入できない限定ものであれば、よりプレミア感が増すでしょう。オリジナルグッズとして何を作ればいいのか分からない……と思っている方は、ぜひ巾着を検討してみてください。

3.オリジナル巾着を作成するポイント

ここでは、オリジナル巾着を作成するポイントについて詳しく説明します。

3-1.製作目的を明確にする

前述したように、オリジナルの巾着を作成する際は、何のために作るのか製作目的を明確にすることが大切です。オリジナルの巾着はデザインを自由に決めることができるため、製作目的が明確になっていないとその目的にそぐわないデザインになる恐れがあります。製作目的をハッキリとさせることで、よりぴったりなデザインになり、多くの人の目に留まるでしょう。製作目的だけでなく、大まかなデザインや使用シーン・予算なども決めておくと仕様をスムーズに決めることができます。

3-2.サイズ・材質を確認する

製作業者によって、オリジナル巾着のサイズと材質が異なります。どんな巾着が製作できるのか、事前にホームページ等で確認しておくことが大切です。なお、一般的な巾着のサイズと材質は以下のようになります。

マチなし巾着

  • SS:横8cm×縦10cm
  • S:横12cm×縦14cm
  • M:横16cm×縦18cm
  • L:横20cm×縦25cm

マチつき巾着

  • S:横12cm×縦14cm×底マチ3.5cm
  • M:横16cm×縦18cm×底マチ5cm
  • L:横20cm×縦25cm×底マチ8cm
  • ランチ:横24cm×縦15cm×底マチ12cm

材質

  • 木綿 オックス:ボリューム感のあるしっかりとした素材
  • 木綿シャンタン:和の雰囲気がある変り織りの生地
  • ポリエステルトロマット:耐久性がある安価な生地
  • ポリエステルメロンアムンゼン:高級感のあるちりめん風生地
  • ポリエステルサテン:光沢があり、豪華な雰囲気のある生地

3-3.染色方法と仕立てにも注目!

サイズと材質だけでなく、染色方法と仕立てにも注目してください。染色方法はデザインを反映させるとても大切な要素です。どのようなデザインを反映させるかによって、最適な染色方法が異なります。また、巾着はひもがついているので、ひも部分の仕立ても可能です。主な染色方法と仕立ての特徴は、下記を参考にしてください。

染色方法

  • スクリーン染色:シルク印刷。色数より値段が異なり、数量が多い場合は単価が下がる
  • フルカラー染色:インクジェット印刷。細かいデザインや多色・写真画像・グラデーションに対応できる

仕立て

  • 色ひも2本とおし(色ひもは数種類から選べることが多い。オプションによってひもに止め玉がつけられる)

3-4.製作業者選びも大切なポイント

イメージどおりの巾着を作成するためには、製作業者選びも大切なポイントです。製作業者の中には、実績がないところもあるので質感が悪かったり、雑な作りになったりする可能性もあります。質のいい巾着を作るためにも、なるべく製作実績のある業者に依頼してください。なお、製作業者を選ぶ際は、下記のポイントに注目するといいでしょう。

  • オリジナル巾着の製作実績があるか
  • これまでの製作事例がホームページ等に掲載されているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • デザイン相談にのってくれるか
  • 無料相談や無料見積を受けつけているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 口コミや評判がいいか

3-5.巾着のオリジナル製作ならスズキネへ

どの製作業者に依頼すべきか悩んでいる方は、ぜひスズキネにご依頼ください。スズキネでは、布製品の製造と販売を行っている創業100年の老舗です。これまでの実績があるからこそ、より要望に見合った巾着が製作できます。無料相談も受けつけていますので、どんな巾着を作成すればいいかお悩みの方もぜひ一度ご相談ください。

4.巾着に関してよくある質問

巾着に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.マチありとマチなしの違いは?
A.マチありは底がしっかりしているので、ものをたくさん入れることができます。底に面があるからこそ、お弁当箱なども安定して持ち運べるでしょう。逆に、軽いものやちょっとした小物を入れたいときはマチなしのほうがコンパクトです。バッグインバッグとして活用する際は、マチなしの巾着が役立ちます。

Q.デザインを決める際のポイントは?
A.製作目的とターゲット層を明確にすることです。何のために巾着を製作するかによって、デザインもイメージしやすくなります。たとえば、ターゲット層が子どもの場合は動物のかわいいイラストなどを入れると喜んでくれるでしょう。逆に、大人向けならオシャレなデザインにするとファッションアイテムとして活用できます。

Q.オリジナル巾着の作成でよくあるトラブルは?
A.よくあるのは「イメージと違った」というトラブルです。イメージしていたものと仕上がりに差が生まれる原因は、製作業者との打ち合わせ不足といえるでしょう。すり合わせをしっかりとしていなかったために、イメージと仕上がりで差が生まれてしまうのです。つまり、イメージどおりの巾着を作るためには、製作業者との打ち合わせをしっかりと重ねていかなければなりません。

Q.製作費用を抑えるコツは?
A.色数を抑えてシンプルなデザインにすることです。会社や店舗などの名前・ロゴを入れるだけでもオリジナリティーは増しますし、シンプルだからこそ使いやすいメリットがあります。「シンプルなデザインだと目に留めてもらえないのでは……」と思われがちですが、製作目的やコンセプトに合っていれば問題ありません。

Q.依頼しないほうがいい製作業者の特徴は?
A.相談しても適当に答えたり、話を聞いてくれなかったりする製作業者には注意したほうがいいでしょう。また、製作実績のない業者に依頼すると、質の悪い巾着になる恐れがあります。心配な方は、実物を見せてもらってください。

まとめ

オリジナル巾着は、ノベルティーグッズ・記念品・販売用ラッピングなどさまざまな場面で活用できるアイテムです。オリジナルのデザインにすることで、より宣伝効果が高まり、多くの人の目に触れてもらえるでしょう。デザインを考える際は、製作目的やターゲット層などを考えることが大切です。なお、布製品の製作を行っているスズキネではデザインの相談なども受けつけているので、オリジナル巾着の作成でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。


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