オリジナルブックカバーを作って差をつけよう! 製作のポイントを徹底解説


ブックカバー

ブックカバーは大切な本を汚れから防ぐだけでなく、読書時間がより楽しくなるアイテムです。特に、読書が好きな方にとってはブックカバーが大活躍するでしょう。さらに、自由にデザインを決めることができるオリジナルブックカバーは、贈り物や記念品としてもぴったりです。しかし、どのように製作すべきか悩んでいる方は多いでしょう。

そこで、本記事では、オリジナルブックカバーの製作方法やポイントなど解説します。

  1. ブックカバーの役割とは?
  2. オリジナルブックカバーの活用方法
  3. オリジナルブックカバーを製作するポイント
  4. オリジナルブックカバーに関してよくある質問

この記事を読むことで、オリジナルブックカバーの活用方法も分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.ブックカバーの役割について

そもそも、ブックカバーとはどのようなもので、どのような役割を持っているのでしょうか。ここでは、ブックカバーの役割を解説します。

1-1.ブックカバーとは

もともと、ブックカバーは大正時代から始まった風習です。古本屋の包装紙から始まり、書店名が印字されたノベルティツールとして利用されていました。そこから、古本にカバーをつける文化が全国に広まり、デザインや紙にこだわるようになったのです。現在では、書店の宣伝だけではなく、個性的な形やデザインのブックカバーが登場しています。

1-1-1.ブックカバーの魅力

ブックカバーの大きな魅力は、本をキレイに保つことができる点です。直接手に取る本は指紋や食べカスなどで汚れやすいため、ブックカバーで汚れを防ぐことができます。また、お気に入りのブックカバーをつけることで、気持ちよく読書ができるのも大きな魅力です。その日の気分によってブックカバーを使い分けたり、本のジャンルごとに素材や柄を合わせたりもできます。読書時間がより充実したものになるのも、ブックカバーの魅力といえるでしょう。

1-1-2.気兼ねなく読書ができる

読んでいる本を他人に知られたくないときにも、ブックカバーは大きな役割を果たしてくれます。電車やカフェで読書を楽しみたくても、他人の視線が気になる方は多いでしょう。そんなときこそ、ブックカバーをつけておけば、何を読んでいるのか知られずに安心して読書が楽しめます。

1-1-3.個性が出せる

ブックカバーは個性が出せるアイテムでもあります。たとえば、好きな作品をモチーフにした柄にすることで気分が上がるだけでなく、さりげないアピールができるでしょう。自分らしさをアピールしたい方は、ブックカバーをおすすめします。

1-2.オリジナルブックカバーの素材について

書店でつけてくれるブックカバーは紙製がほとんどですが、ほかにもさまざまな素材があります。ここでは、素材の特徴をチェックしていきましょう。

1-2-1.布

布製は手触りが良く、使いやすい点が魅力です。布を両面テープで留めて、本を包むだけで簡単に作れます。また、汚れたら洗えるので、長く使えるのも大きなメリットです。

1-2-2.ビニール

ビニール製のブックカバーは、お手入れが簡単です。汚れや水気から守ってくれるほか、クリアタイプで中身が分かりやすく、本棚に収納してもすぐに取り出すことができます。外出用として使うのはもちろんのこと、家での保管に優れているブックカバーといえるでしょう。

1-2-3.紙

好みの紙で、オリジナルブックカバーを簡単に作ることができます。和紙・包装紙・厚手の紙でも、本に合わせて包めばブックカバーになってしまうのです。

1-2-4.革

革で作るブックカバーは、ほかの素材にはない高級感があります。革は固い印象を持たれがちですが、なめし革を使うことでとても柔らかく、自由自在に本を包むことができるでしょう。ほかの素材と比較して製作費用は割高ですが、個性的なオリジナルブックカバーにしたい方はおすすめです。革は使うほど手になじんでくるため、味のあるオリジナルブックカバーになるでしょう。

2.オリジナルブックカバーの活用方法

オリジナルブックカバーは、あらゆるシーンで活用できます。ここでは、オリジナルブックカバーの活用方法について説明しましょう。

2-1.記念品として

会社・企業の創立記念日などの記念品として、オリジナルブックカバーが配られることがあります。企業のロゴマークや日付を入れるだけでも、特別な品物になるでしょう。もらう側にとっても、その日のことを思い出せる特別なものになるので、多くの人に喜ばれます。

2-2.サークル・同人グッズとして

仲間や友だち同士でオリジナルブックカバーを製作するのも良いでしょう。一緒にデザインを考えたり、おそろいのものを作ったりすることで団結力が強まるだけでなく、オリジナルブックカバーが特別なものになります。また、即売会や同人イベントでもオリジナルブックカバーは大活躍するアイテムです。オリジナルキャラクターをデザインに反映させるだけでも特別感が生まれます。

2-3.ノベルティとして

ノベルティとしてオリジナルブックカバーを製作し、消費者に配布している会社も増えています。ブックカバーはプライベートだけでなくビジネスシーンでも使えるため、ノベルティとして配布することでより多くの人にアピールできるからです。また、期間限定という形でオリジナルブックカバーを配布すれば、レア度がより高まります。オリジナルのブックカバーだからこそ、イベントやキャンペーンで活用できるでしょう。

2-4.贈り物・プレゼントとして

オリジナルのブックカバーは、この世に1つだけのデザインですのでプレゼントとしてもぴったりのアイテムです。市販では手に入らないデザインでブックカバーをプレゼントすれば、きっと相手も喜んでくれるでしょう。

2-5.自分用としても

オリジナルブックカバーは、自分用として使うこともできます。「こういうデザインがあれば良いのに……」と思っている方は、オリジナルのブックカバーを製作してみてはいかがでしょうか。

3.オリジナルブックカバーを製作するポイント

ここでは、オリジナルブックカバーを製作するときのポイントを紹介します。

3-1.業者選びのポイント

オリジナルのブックカバーを作りたい場合は、オリジナル製品を製作している業者へ依頼することになります。しかし、中には、イメージとは異なる仕上がりになったり、見積書にはない費用を請求したりする悪徳業者が存在しているので注意しなければなりません。どの製作業者に依頼すべきか悩む際は、以下のことをチェックしてみてください。

3-1-1.オリジナル製作の実績があるか

製作業者を選ぶ際は、なるべくオリジナル製作の実績があるところを選びましょう。実績がある製作業者ほど、あらゆる要望や悩みにも的確なアドバイスをしてくれます。

3-1-2.サイズの種類が豊富か

どのようなサイズのブックカバーを取り扱っているのか、必ずチェックしておきたいポイントです。サイズの種類が豊富な製作業者ほど、デザインの自由度も高く、理想どおりのブックカバーが製作できるでしょう。

3-1-3.分かりやすい料金体系か

製作業者のホームページにきちんと料金体系が記載されているか確認しましょう。見積書の内容など具体的かつ分かりやすく記載されている製作業者なら、安心して依頼できます。

3-1-4.デザイン相談や見積もりに応じてくれるか

デザイン相談や見積もりに応じてくれるかどうかも、製作業者選びの大切なポイントです。どうしたら良いか分からないときにも、きちんと相談にのってくれるかスタッフの対応を確かめましょう。

3-2.素材を選ぶ

前述したように、ブックカバーの素材は紙・布・ビニール・革など多種多様です。まずは、どの素材でブックカバーを選ぶのか決めましょう。製作目的やどのシーンで使うのか考えることで、最適な素材が選択できます。また、製作業者が使用している素材を確認することも大切です。たとえば、布製のブックカバーを作りたい場合、布製品に特化した製作業者に依頼したほうがクオリティーの高い仕上がりになるでしょう。

3-3.サイズの種類

オリジナルブックカバーを製作する際、事前に決めておいてほしいのがサイズです。文庫サイズや新書サイズなど規定のサイズもあれば、あらゆるサイズで対応している製作業者もあります。たとえば、布製品の製造・販売を行っているスズキネの場合、以下のようなサイズでブックカバーの製作が可能です。

  • 文庫サイズ(厚さ0.5~1.5cmまで対応)
  • 新書サイズ(厚さ0.5~1.5cmまで対応)
  • A5サイズ(厚さ1.0~2.0cmまで対応)
  • B6サイズ(厚さ1.0~2.0cmまで対応)
  • B5サイズ(厚さ1.5~2.5cmまで対応)

3-4.印刷方法を確認する

製作業者によって印刷方法が異なるため、事前にチェックしておきたいポイントです。多くの製作業者では、フルカラー印刷を採用しています。フルカラー印刷は、写真画像でもキレイに反映できるのでおすすめです。また、実際にどのような色が出せるのか、本当に印刷できるのか不安な方は、サンプルを見せてもらうと良いでしょう。

3-5.製作目的を踏まえてデザインを考える

オリジナルブックカバーを製作する際、どのようなデザインにすべきか悩みますよね。そんなときは、製作目的について考えてみてください。何のためにオリジナルブックカバーを製作するのか、目的がハッキリすればデザインも決まりやすくなります。たとえば、会社の記念品としてブックカバーを配る場合、会社のロゴやその日付を入れたり、作品をアピールしたいときはその作品内容を踏まえたモチーフを反映させたりするなどです。ラフ画の状態でもデザインを起こしてくれる製作業者がありますので、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。

3-6.製作の大まかな流れ

それでは、オリジナルブックカバーを製作する流れを紹介します。

  1. 製作業者のホームページまたは電話・FAXで無料見積もりを申し込む
  2. 希望の製品に関する仕様・用途・数量・納期などを伝える
  3. 打ち合わせで決定した内容と見積書を確認する
  4. 見積書に納得したらデザインイメージやラフスケッチをメールまたはFAXで送る
  5. 最終デザインを確認後、製作開始→納品

なお、デザインはデータで送信するところが多くなっています。業者の多くは、データのひな形を用意しているので、必要な場合は事前に問い合わせてみましょう。

4.オリジナルブックカバーに関してよくある質問

オリジナルブックカバーに関してよくある質問を5つピックアップしました。

Q.ブックカバーに写真を印刷することが可能か?
A.可能です。前述したように、フルカラー印刷であれば、写真でもキレイに印刷できます。全面印刷が可能なので、オリジナルティーあふれるブックカバーに仕上がるでしょう。

Q.国内で製作しているのか?
A.製作業者によって異なります。品質が気になる方は、できるだけ国内で製作している業者に依頼するのがおすすめです。なお、スズキネではすべて国内生産で作っていますのでご安心ください。

Q.製作業者に依頼する際、気をつけておきたいことは?
A.打ち合わせでしっかりと要望を伝えることです。すべてを製作業者に任せてしまうと、イメージとは異なる仕上がりになってしまう恐れがあります。製作業者とのすり合わせが大切なポイントです。

Q.製作費用を抑えるコツは?
A.色数を抑えたり、シンプルなデザインにしたりすることです。また、大きめのサイズよりも小さめのサイズのほうが、製作費用を最小限に抑えられるでしょう。あらかじめ予算が決まっている場合は、事前に製作業者へ伝えておくとスムーズに製作が進みます。

Q.ブランドロゴや有名キャラクター等の印刷はできるか?
A.著作権・肖像権・商標権の侵害にあたらなければ可能です。ただ、ほとんどは著作権侵害になってしまうため、使うことはできないでしょう。無断使用すると法律違反になる恐れがあるので注意してください。

まとめ

オリジナルブックカバーは、ノベルティや記念品などさまざまなシーンで大活躍します。オリジナルのデザインだからこそ、もらう側にとっても特別なアイテムになるでしょう。より理想に近いオリジナルブックカバーを製作するためにも、できるだけ製作実績のある業者に依頼してください。


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