クッションカバーの作り方や印刷方法とは? オリジナル製品を作ろう!


インテリアとして大活躍するクッションカバーは魅力的です。カバーを替えるだけで部屋の雰囲気ががらりと変わります。また、お店のロゴマークや会社名を入れると宣伝効果にもなるでしょう。さらに、自分だけのデザインを採用すれば、オリジナリティあふれるクッションカバーができます。まさに、老若男女が使える優秀なアイテムです。そこで本記事では、クッションカバーの基礎知識や製作・印刷・デザイン・業者選びのポイントなど詳しく説明します。

  1. クッションカバーの基礎知識
  2. クッションカバーの製作について
  3. クッションカバーの印刷・デザインについて
  4. クッションカバー印刷業者選びのポイントとは
  5. クッションカバーにかんしてよくある質問

この記事を読むことで、オリジナルのクッションカバーを作るために必要な知識を身につけることができます。クッションカバーの印刷について知りたい方やオリジナル製作を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

1.クッションカバーの基礎知識

オリジナルのクッションカバーを製作する前に、どういうものなのか詳しく把握しておきましょう。

1-1.クッションカバーとは

ソファーなどに置くクッションは、体を安定させるために使うことが多いですが、部屋の雰囲気を変えたいときに役立つのがカバーです。本体を変えずとも、カバーの生地を変えるだけで部屋の印象がガラッと変わります。さまざまな生地や柄があるため、自分好みのものが選択できるでしょう。また、クッションカバーは本体を汚さないためにつけるものでもあります。洗える生地であれば、洗濯機に入れるだけでキレイにできるのです。

1-2.魅力・用途

クッションカバーの魅力は、インテリアとして活用できる点です。簡単に取り外しができるため、手軽に模様替えができます。おしゃれなカバーを使えば、部屋のワンポイントになるでしょう。季節ごとのカバーにしたり、気分で変えたりとインテリア効果は抜群です。また、使わなくなったクッションカバーも小物入れや手さげ袋・ブックカバーなどに、リメイクできます。

2.クッションカバーの製作について

オリジナルのクッションカバーを製作する際、一体どのような活用法があるのでしょうか。製作目的や魅力・サイズ・製作価格など詳しく説明します。

2-1.主な製作目的

主な製作目的は、ノベルティー・記念品・販促・同人があります。それぞれどのような目的なのか、一緒に見ていきましょう。

2-1-1.ノベルティー

企業が無料配布する記念品のことをノベルティーといいます。近年、ノベルティーを配布することで商品の宣伝をおこなう企業が増えてきました。クッションカバーもノベルティーの1つとして大活躍しています。年代問わずに使われているアイテムなので、多くの方に喜ばれるでしょう。

2-1-2.記念品

サークル活動や習い事仲間など、記念品としてオリジナルクッションカバーを製作することもあります。同じグループで活動する仲間だけのオリジナルは、とても良い記念になるでしょう。また、企業の創業記念などで製作するケースも増えています。

2-1-3.販促

企業やお店が販売している商品購入を促進するものとして、オリジナルカバーを製作することもあります。店舗のオリジナル商品として展開する方法です。ショップや企業のロゴを印刷すれば商品としての販売はもちろん、販促目的としておまけで配る方法もあるでしょう。

2-1-4.同人

同じ趣味を持つ人たちでおそろいのものを持つと一体感が生まれます。結成記念やイベント参加の思い出として製作するのも1つの目的です。たとえ、集まりが少なくなったとしてもクッションカバーを見るたびに思い出がよみがえるでしょう。

2-2.魅力とメリット

ほかの店頭では販売されていない、オリジナリティあふれるデザイン製作できる点に魅力があります。自分や仲間だけのデザインで世界に1つだけのクッションカバーができ、写真やイラストも反映可能です。また、高い宣伝効果が期待できるのも大きなメリットでしょう。企業や店舗のロゴ・マークを入れるだけで、どこのものなのかすぐにわかります。普段使うものだからこそ、目が届きやすく、宣伝効果は抜群です。

2-3.サイズ・形・種類について

クッションカバーのサイズは、主にL・M・Sの3種類にわかれます。Lは約45センチメートル×45センチメートル、Mは約40センチメートル×40センチメートル、Sは約30センチメートル×30センチメートルです。布製品の製造・販売をおこなっている「スズキネ」では、基本的に正方形のクッションカバーを製作しています。

2-4.製作価格について

オリジナルのクッションカバーを作る際、製作価格が気になる方は多いでしょう。製作価格は業者によって異なりますが、およそ1枚3,000円~です。製作個数を大口・小口にするかどうかでも単価が変わります。あくまで目安になるため、具体的な製作価格については業者に問い合わせてください。

2-5.最近の傾向

最近は、北欧デザインのクッションカバーに人気が集まっているようです。スタンダードな無地も安定した人気を持っています。北欧デザインと同時に人気があるのは、トルコデザインです。トルコデザインは細かい刺繍(ししゅう)が特徴的で、上品とした印象を与えます。シンプルな部屋でもトルコデザインのクッションカバーを取り入れることで、高級感あふれる雰囲気になるのです。

3.クッションカバーの印刷・デザインについて

では、実際にクッションカバーをオーダーする際、印刷やデザインはどのようになるのでしょうか。印刷方法や業者によるデザイン・素材と色など詳しく説明します。

3-1.印刷について

写真やデザインを反映させたい場合、フルカラー印刷が適しています。フルカラー印刷とは、全面に印刷する方法です。スキャナーで取り込んだ画像やブランドロゴ・おしゃれなデザインなど、忠実に再現できます。デザインをそのまま反映させたい方は、ぜひスズキネのフルカラー印刷をご利用ください。

3-2.デザインについて

基本的に、デザインは依頼する側(がわ)が作成します。デザインを作る際は、Adobe Illustratorを利用してください。写真画像を利用する場合は、メールで送りましょう。もし、容量が大きくてメールで送付できない場合は、宅ファイル便を利用するか、CD-Rなどのメディアに保存したうえでの郵送になるでしょう。クッションカバーのデザインは、何のために作るのか目的を明確にしておくといいですよ。そうすれば、目的に沿ったデザインに仕上がります。

3-3.素材と色について

フルカラー印刷の場合、どんな色でも使うことができます。ただし、色の使い方によってはデザインが悪くなってしまうため、配色には注意しなければなりません。さまざまな色を試しながらデザインを決めるといいでしょう。また、素材は製作業者によって異なるものです。スズキネではオックス(綿100%)の生地を使っているため、ボリューム感のあるしっかりとした印象を与えます。

3-4.名入れについて

デザインに文字を入れれば、そのとおりに仕上がります。どのようなロゴデザインにするか、横と縦どちらで入れるのか、文字のフォントなど具体的なデザインをきちんと決めておきましょう。しかし、既製品に名入れをする場合はできない業者がほとんどです。あくまでオリジナルの製作になるため、既製品に対する依頼はできません。

3-5.業者によるデザインについて

もし、デザインに迷った場合は製作業者に相談してください。スズキネでは、デザインや素材などの具体的な選択や打ち合わせを対面型でおこなっています。デザインにお困りの際でも、お客様のニーズや目的を正確に把握したうえでデザインを作成し、ひとつひとつ確認しながらすすめていきますのでご安心ください。また、製作例をホームページで公開しております。

3-6.注意点

デザインや印刷で気をつけてほしいのが、業者との意思疎通です。実際に仕上がりを見てみないと、どのようなクッションカバーになるのか想像しにくいところがあります。「イメージと違った」などトラブルに発展する恐れもあるため、業者にきちんと要望を伝えることが大切です。また、確実な仕上がりにするためにも、サンプルをチェックしておきましょう。サンプルは業者に頼めば用意してくれます。

4.クッションカバー印刷業者選びのポイントとは

理想どおりのクッションカバーができるかどうかは、業者選びにかかっています。安心して製作依頼できる業者を見つけるためにも、ポイントをしっかり押さえておきましょう。

4-1.業者選びのポイント

オリジナルのクッションカバーを製作している業者は多数存在しています。質の良いものを作るためにも、以下のポイントに注目してください。

  • 要望や見積もりにきちんと答えてくれる
  • 丁寧かつスピーディーな対応
  • 材質が良く、日本国内で製作している
  • 製作ロット数が幅広いか
  • オリジナル製作の実績があるか

4-2.見積もりについて

製作依頼をする前に、必ず見積もりを確認しなければなりません。見積もりには、製作数と単価・総合費用などが細かく記載されています。見積もりを確認して、製作ロット数と費用のバランスが取れているか、適切な内容になっているか、おかしい点はないかどうか確認しましょう。もし、気になるところがあれば、すぐに尋ねてみてください。そこで、丁寧に答えてくれる業者なら安心して依頼できます。逆に、適当な答えを返す業者は信用できません。業者の受け答えも要チェックです。

4-3.製作個数について

業者によって、“何枚から製作します”という製作個数=ロット数が決まっています。たとえば、スズキネでは、クッションカバーの製作は50枚~です。業者によっては、千単位~万単位と大ロット数だけ対応しているところもあるでしょう。何枚から製作できるのか、ロット数を必ず確認してくださいね。スズキネでは、小ロットはもちろんのこと、大ロットまで幅広く注文できます。

4-4.注文の流れと製作時間

まず、要望・見積もりをホームページまたは電話・FAXで尋ねてください。業者から製品にかんする仕様・用途・数量・納期など尋ねられるので、具体的に伝えましょう。まだ詳細が決まっていない段階でも、できるだけ要望を伝えておいたほうが順調にすすめられます。打ち合わせをおこなった後、決定した内容で見積もりを出し、納得すれば注文です。この際に、デザインのデータを送ります。最終的にデザインが決まってから製作→納品という流れです。クッションカバーの場合、製作時間はおよそ1カ月かかるでしょう。

4-5.注意点

「見積もり内容とは違う金額を請求された」など、業者との間でトラブルが起きています。悪徳業者は製品の仕上がりが悪いにもかかわらず、高い金額を要求してくるものです。悪い業者に引っかからないためにも、きちんと見積書や対応をチェックしなければなりません。安心して依頼できるか、複数の業者を比較してみましょう。比較することで良い点と悪い点が見えてきます。

5.クッションカバーにかんしてよくある質問

クッションカバーにかんしてよくある質問を5つピックアップしてみました。

5-1.納期を早めることはできるのか?

製作個数やそのときの業者のスケジュールによっては、納期が早められる可能性もあります。ただし、必ず早められるわけではありませんので、1度相談してみてください。納期を確認してから注文しましょう。

5-2.デザインはラフ画でも良いのか?

スズキネでは、デザインをデータ化するサービスをおこなっています。データ作成料は通常5万円~2万円です。また、複雑なデザインの場合も別途データ作成料が必要になる場合があります。ただし、簡単なデザインの場合はデザイン料が無料となっておりますのでお尋ねください。

5-3.遠方にいる場合の打ち合わせはどうなるのか?

遠方にいる場合は直接打ち合わせができないので、電話・メール・FAXでやり取りすることになるでしょう。電話・メール・FAXでもひとつひとつ確認しながら打ち合わせをすすめてください。失敗しないためにも、打ち合わせは入念にしておかなければなりません。

5-4.色の指定や校正はできるのか?

業者によって異なります。理想的なデザインにするためにも、色の指定や校正ができる業者に依頼してください。スズキネでは、通常、DICやPANTONEの色番号をお伝えいただければOKです。色の校正は有料になりますが、プリント色が気になる方はぜひご利用ください。

5-5.生地見本やプリント見本、形状の見本は確認できるのか?

どのようなクッションカバーか気になる場合は、見本を見せてもらえるか尋ねてみてください。スズキネでは、ご来社いただければ生地・プリント・形状見本など現物サンプルを見ながら、詳細仕様が確認できます。

まとめ

いかがでしたか? クッションカバーは老若男女問わず幅広い世代で利用できるアイテムです。ノベルティーや販促・同人・記念品としてオリジナルを作ってみてはいかがでしょうか。オリジナリティあふれるクッションカバーは存在感が抜群です。世界に1つだけのデザインとなるため、企業や店舗の宣伝効果はもちろんのこと、思い出の品としても大活躍します。イメージどおりの製品を作るためには、実績のある信用できる業者を選ばなければなりません。事前にしっかりとポイントを押さえておけば、納得できるオリジナルクッションカバーが出来上がりますよ。


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