名入れやオリジナルデザインの手ぬぐいを作る方法は? ポイントと注意点も
手ぬぐいに名入れやオリジナルデザインを利用することで、唯一無二のアイテムができあがります。
しかし、どのような方法で作ることができるのか、どこに依頼すればいいのかなど、名入れやオリジナルデザインの手ぬぐい製作で悩んでいる方は多いでしょう。製作時のポイントや注意点をしっかりと把握しておけば、イメージどおりの手ぬぐいを作ることができます。
本記事では、名入れやオリジナルデザインの手ぬぐいについて詳しく説明しましょう。
- 手ぬぐいの名入れとオリジナルデザインについて
- オリジナル手ぬぐいが役立つシーン
- オリジナル手ぬぐいの活用例
- 手ぬぐいの名入れやオリジナルデザインを利用する際の注意点
- オリジナルの手ぬぐいに関してよくある質問
この記事を読むことで、オリジナル手ぬぐいの活用例や製作時に注意すべきポイントなども分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
1.手ぬぐいの名入れとオリジナルデザインについて
まずは、手ぬぐいの名入れとオリジナルデザインの特徴やメリットを解説します。
1-1.個人や企業のイメージアップにつながる
手ぬぐいに名前やロゴ等を入れることで、個人や企業のイメージアップにつながります。既存の手ぬぐいでもオシャレなロゴが入っているものはありますが、贈る相手の名前や企業のロゴを入れることで、オリジナル性が格段に高まるでしょう。後ほど、【2.オリジナル手ぬぐいが役立つシーン】で詳しく説明しますが、オリジナルの手ぬぐいは企業イメージや知名度を高める手段として用いられることもあります。
1-2.オリジナルアイテムを作ることができる
名入れやオリジナルデザインの手ぬぐいは、自分だけのオリジナルアイテムが作れる点も大きなメリットです。自分の好きなデザインを自由に反映させることができるため、唯一無二の手ぬぐいが製作できます。自分のためだけでなく、部活やチームメンバーで製作し士気を高めたり、記念日に配布したりもできるでしょう。世界に1つだけのオリジナル手ぬぐいは、多くの人に喜ばれるアイテムです。
2.オリジナル手ぬぐいが役立つシーン
ここでは、オリジナル手ぬぐいが役立つシーンをいくつか紹介します。
2-1.おそろいのアイテムとして
オリジナルデザインの手ぬぐいは、おそろいのアイテムとしてよく使われます。たとえば、お祭りで頭に巻く手ぬぐいとして、そのお祭りならではのデザインにしたり、名前を入れたりするなどです。お祭りや大会などおそろいのアイテムとして手ぬぐいを製作することで、団結力が生まれるでしょう。また、お祭りの参加者に限定オリジナル手ぬぐいを配るケースもあります。
2-2.オリジナルグッズとして
同人販売会や同人イベントなど、オリジナルグッズとして手ぬぐいが役立つこともあります。オリジナルグッズに何を製作すればいいのか悩んでいる方は、手ぬぐいがおすすめです。デザインを自由に決めることができるからこそ、自分が生み出したオリジナルキャラクターやロゴをデザインに反映させられるでしょう。また、手ぬぐいは日本文化のアイテムなので、外国の方からもお土産として人気があります。
2-3.結婚式の引き出物として
お菓子やタオルなど結婚式の引き出物はたくさんありますが、オリジナルデザインの手ぬぐいもおすすめです。手ぬぐいは手を拭くためのものだけでなく、包んだり頭に巻いたりするなどさまざまな使い道があります。老若男女に受け入れてもらえるアイテムですので、最近は結婚式の引き出物としての人気が高まってきているのです。新郎新婦のかわいいデザインを考えたり、ロゴを入れたりするだけでも、その手ぬぐいが結婚式の思い出になります。
2-4.スポーツイベントの景品として
オリジナル手ぬぐいは、スポーツイベントの景品としても役立ちます。手ぬぐいといえば剣道で利用されているイメージがあると思いますが、ほかのスポーツでも役立つアイテムです。手ぬぐいは普通のタオルよりも吸汗速乾が抜群なので、スポーツイベントの景品として使われるケースが増えています。応援用としてメッセージを入れたり、学校名をデザインしたりすることも可能です。幅広いシーンで役立つのも、オリジナル手ぬぐいを製作するメリットといえるでしょう。
3.オリジナル手ぬぐいの活用例
ここでは、オリジナル手ぬぐいの活用例をいくつか紹介します。
3-1.企業・店舗のノベルティー
オリジナルデザインの手ぬぐいは、企業や店舗のノベルティーとして活用できます。ノベルティーとは、企業・商品・サービスをより多くの人に知ってもらうために無償で配布されるアイテムのことです。たとえば、ショッピングバッグやステッカー・ボールペンなどがあります。ノベルティーはイメージアップを図る目的として無料配布されることも多く、近年は自社のロゴ・名前を入れた手ぬぐいをノベルティーとして配布している企業や店舗も増えているのです。オリジナルデザインの手ぬぐいがより多くの人に渡れば、企業や店舗の認知度向上につながります。
3-2.企業の周年記念品や挨拶まわりの品
企業の周年記念品として、オリジナルデザインの手ぬぐいが活用できます。たとえば、創立100周年を記念したオリジナル手ぬぐいに、会社の名前と100という記念すべき数字を入れるだけでもオリジナリティーが出るでしょう。「周年記念品としてちょっとしたものを贈りたい」と思っている方も、オリジナル手ぬぐいは低価格で制作できるのでおすすめです。そのほか、企業や店舗からお世話になっている取引先へ挨拶(あいさつ)まわりの品としても活用できます。
3-3.ライブ会場のイベントグッズ
ライブなどのイベントグッズとしても、オリジナル手ぬぐいが大活躍します。ライブのテーマに合わせたデザインにしたり、ライブのロゴや名前を入れたりするだけでもオリジナリティーを出すことができるでしょう。ライブを楽しみにしているファンにとっては、その日のいい思い出にもなります。ライブ会場でおそろいのグッズを身につけることで、統一感や一体感が生まれるのも魅力の1つです。
3-4.物販・販売用
オリジナルデザインの手ぬぐいは、商品やキャンペーンなどのプロモーションとしてもよく使われています。たとえば、地域を活性化させるためのオリジナルグッズにしたり、雑貨店や土産物店限定で販売したりするなどです。プロモーションとして、物販・販売用に活用できるのも手ぬぐいならではの魅力があります。前述したように、手ぬぐいは日本土産として海外の人に喜ばれるアイテムです。観光地でもその土地ならではのデザインにすることで、オリジナルの手ぬぐいになり、キャンペーンやプロモーションにも活用できます。
4.手ぬぐいの名入れやオリジナルデザインを利用する際の注意点
ここでは、手ぬぐいの名入れやオリジナルデザインを利用する際の注意点について詳しく説明します。
4-1.オリジナル製作業者の選び方
オリジナルの手ぬぐいを製作する際は、製作業者へ依頼することになります。製作業者によって手ぬぐいの品質や仕上がりが異なるため、製作業者選びは慎重に行ってください。できる限り、オリジナル手ぬぐいの製作実績がある業者を選びましょう。製作実績がある業者なら、要望に合わせた手ぬぐいを提案してくれたり、より良いものにするためのアドバイスがもらえたりします。なお、製作業者選びで悩んだ際は、下記のポイントを参考にしてください。
- オリジナル手ぬぐいの製作に長(た)けているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- どのような質問にも分かりやすく説明してくれるか
- ホームページ等に製作事例が掲載されているか
- 口コミや評判がいいか
- 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- デザイン相談ができるか
4-2.目的と予算を決める
名入れやオリジナルデザインの手ぬぐいを製作する前に、目的と予算を明確にしましょう。何のためにオリジナル手ぬぐいを製作するのか、どのくらいの予算で収めるのかをハッキリさせることで、イメージどおりの手ぬぐいにできあがります。特に、用途や使用するシーンでデザインが変わるため、製作目的は明確にしてください。「こういう手ぬぐいにしたい」と明確なデザイン案があれば、いくらで製作できるのか製作業者との打ち合わせを綿密に重ねましょう。製作業者との打ち合わせですり合わせをきちんとしておかないと、イメージとは違う仕上がりになるので注意が必要です。
4-3.用途に合った種類を選ぶ
手ぬぐいは、主にプリントと本染めの2種類があります。オリジナル手ぬぐいを製作する際は、どちらにするべきか悩む方が多いので、それぞれの特徴を把握することが大切です。用途に合った種類を選ぶといいでしょう。
4-3-1.プリント
プリントは、低価格で安定した品質の手ぬぐいが製作できます。本染めよりも細かい線が表現できるため、画像や写真を反映させたり細かいデザインにしたりするときにおすすめです。色指定も可能なので、ほぼイメージに近い色で仕上がります。裏面までインクが浸透しないため、表面よりも白っぽくなるでしょう。また、インクの関係で表面の手触り感が本染めよりも硬くなります。
4-3-2.本染め
プリントでは出せない高級感や独特の風合いがあります。本染めは裏抜けがいいので、両面から模様やデザインを楽しめるのも大きな特徴です。着色した部分が硬くならないため、ソフトな手触りも楽しめるでしょう。ただし、細かいデザインはつぶれてしまう恐れがあるので、大きなデザイン向きです。また、イメージしていた色と異なる仕上がりになったり、プリントに比べて納期が長くなったりする可能性があります。
4-4.デザイン作成時の注意点
オリジナル手ぬぐいのデザインは、使用シーンや用途をしっかりと考えることがポイントです。たとえば、企業のプロモーションとしてオリジナル手ぬぐいを配布する際は、その企業であることが分かるデザインが好ましいでしょう。企業の名前やロゴを入れたり、オリジナルキャラクターをワンポイントとしてデザインに反映させたりするだけでも自社をアピールできます。イベント等で販売する際は、そのイベントならではのデザインにするといいでしょう。どのようなデザインにするべきか悩むときは、製作業者に相談したり、ホームページ等で製作事例をチェックしたりするとデザインが浮かびやすくなります。
4-5.オリジナル手ぬぐいの製作ならスズキネへ
どの製作業者にオリジナル手ぬぐいを依頼すべきか悩んでいる方は、ぜひスズキネへご依頼ください。布製品のオリジナル製作と販売を行っているスズキネでは、プリントと本染めの製作が可能です。創業100年の確かな実績があるため、低価格で品質のいいオリジナル手ぬぐいが製作できます。無料相談も受け付けているので、ぜひ一度お問い合わせください。
5.オリジナルの手ぬぐいに関してよくある質問
オリジナルの手ぬぐいに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。
Q.オリジナル手ぬぐいのサイズと材質は?
A.手ぬぐいの一般的なサイズは、横90cm×縦35cmです。ただし、製作業者によって手ぬぐいのサイズが異なるため、事前にホームページ等で確認してください。なお、スズキネの場合は通常サイズのほかにも、ハンカチ手ぬぐい(横33cm×縦33cm)や本染めだけ、大判・剣道用(横100cm×縦33cm)があります。なお、材質はプリントが岡、本染めが文でどちらとも綿100%です。
Q.本染めの図柄パターンは?
A.主に、以下の6種類があります。
- 白地1色:白地に柄が全体の30%程度、柄は1色染色したもの
- 白地多色:白地に柄が全体の30%程度、柄は2色以上染色したもの
- 総柄1色:白地に柄が全体の半分以上、柄は1色染色したもの
- 総柄多色:白地に柄が全体の半分以上、柄は2色以上染色したもの
- 地染め1色:ベタ地で1色染色したもの、柄は白抜き
- 地染め多色:ベタ地で1色染色したもの、柄は1色以上染色したもの
Q.本染めに会社のロゴは入れられるのか?
A.デザインによって異なります。本染めは、色と色との間に10mm以上の空きが必要になるため、細かすぎるデザインやカラフルなロゴは難しいでしょう。会社のロゴが入れられるか、製作業者への確認が必要です。
Q.製作費用を最小限に抑えるコツは?
A.できるだけ製作費用を抑えたい方は、色数を少なめにするといいでしょう。色数が増えるほど費用が高くなるため、見積書を細部まで確認する必要があります。あらかじめ予算が決まっている場合は、その旨をしっかりと製作業者へ伝えてください。後でトラブルにならないためにも、製作業者とのすり合わせが大切です。
Q.発注から製作までの流れは?
A.大まかな制作の流れは、下記を参考にしてください。
- 電話またはインターネットから無料見積もりを依頼する
- 仕様・用途・数量・納期などを製作業者へ詳しく伝える
- 打ち合わせで決定した内容で提示された見積書を確認する
- イラストレーターを使ってデザインを作る
- デザインのデータをメールまたはFAXで製作業者へ送る
- デザインなどの最終確認後、製作開始→納品
まとめ
いかがでしたか? 名入れやオリジナルデザインの手ぬぐいは、ノベルティー・販促用・イベントグッズ・企業の周年記念など、さまざまなシーンで活躍します。イメージどおりの手ぬぐいを製作するためにも、オリジナル製作の実績がある業者へ依頼することが大切です。創業100年の実績があるスズキネでは、デザイン相談も受け付けていますのでぜひ一度お問い合わせください。