オリジナル記念品を制作するメリットは? オーダーする際の注意点も
オリジナル記念品を制作する場合、どのようなデザインにすべきか、どんな商品を制作すればいいのかなど、いろいろな悩みが出てくるでしょう。オリジナル記念品の制作は目的を明確にしておかなければ失敗してしまう恐れがあります。何のために制作するのか、どのような場面でオリジナル記念品を贈るのかを明確にしてからオーダーすることが大切です。
本記事では、オリジナル記念品を制作するメリットや役立つシーンなどを解説します。
この記事を読むことで、オリジナル記念品をオーダーする際の注意点も分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。
1.オリジナル記念品が役立つのはどんなとき?
最初に、オリジナル記念品が役立つシーンをチェックしておきましょう。
1-1.入学式・卒業式
記念品をもらうシーンといえば、皆さんはどのシーンを思い浮かべますか? 記念品といえば、入学式や卒業式です。学校の名前や校章が入ったボールペンやハンカチ・小物入れをもらうことが多いと思います。入学式や卒業式はとても大きな区切りとなる日ですし、記念品はその年に入学・卒業した証(あか)しになるでしょう。学校によって記念品の品物は異なりますが、年度・学校の名前・校章を記念品に入れるケースがほとんどです。
1-2.大会やイベントなど
オリジナル記念品は、大会やお祭りといったイベントでも大活躍するアイテムです。歴史のあるイベントでは、毎年オリジナル記念品を販売したり参加者に配ったりしているところもあります。その年だけの限定品にすることで、よりレア度もアップするでしょう。オリジナル記念品はデザインを自由に決めることができるからこそ、大会のロゴやイベントキャラクターといったモチーフも入れられます。
1-3.会社の周年記念として
会社の周年記念として選ばれることも多いのが、オリジナル記念品です。手ぬぐい・ハンカチ・コインケース・ブックカバー・クッションカバー・スカーフ・ペンケース・ランチョンマットなど、オリジナル記念品に選ばれるものはたくさんあります。周年記念だけでなく、大きなプロジェクトを達成したときのお祝いとして、株主に配布する粗品としても大活躍するでしょう。
2.オリジナル記念品を制作するメリット
ここでは、オリジナル記念品を制作するメリットについて解説します。
2-1.この世に1つだけのデザインにできる
オリジナル記念品を制作する大きなメリットは、この世に1つだけのデザインにできることです。前述したように、オリジナル記念品は自分でデザインを決めることができます。ほとんどの制作業者では、イラストレーターなどを使ってデザインを作ることになりますが、ラフ画で描いたものでも制作業者が具体的なデザインにしてくれるでしょう。ほかにはないオリジナリティーが高いデザインにすることで、もらう側にとっても記念になります。
2-2.名前やロゴを入れることができる
オリジナル記念品には、名前やロゴを入れることも可能です。よく名入れ記念品といわれていますが、名前やロゴを入れるだけでも特別感が増すでしょう。卒業・卒園・周年行事・創立記念など、さまざまな贈答品として多くの人に喜んでもらえるはずです。また、名前やロゴだけでなく、写真を印刷することもできます。制作業者によって方法は異なるため、事前に確認をしておくといいでしょう。
2-3.目的や用途に合わせて制作できる
オリジナル記念品は、目的や用途に合わせて制作できるのも大きなメリットです。さまざまなシーンで活用できるからこそ、そのシーンに合わせてデザインを自由に変えることができます。また、オリジナル記念品は宣伝効果も期待できる品物でしょう。たとえば、会社や企業の周年記念として配布することで、顧客の人に良いイメージを与えられます。イベントに足を運んでくれた方に無料で配布すれば、それが宣伝につながることもあるのです。
3.おすすめのオリジナル記念品は?
ここでは、おすすめのオリジナル記念品をいくつか紹介します。
3-1.手ぬぐい・ハンカチ
幅広い年代に喜ばれるアイテムとして、手ぬぐいやハンカチなどがあります。特に、手ぬぐいは日本文化を感じられる品物なので、海外の方にも喜ばれるでしょう。手ぬぐい・ハンカチは何枚あっても困らないものでもあるため、いつどのシーンで配布しても問題ありません。記念品や引き出物としてはもちろんのこと、販促・ノベルティー用品としても最適です。ちなみに、手ぬぐいはプリントと本染め、ハンカチはプリントと刺繍(ししゅう)タイプがあります。
3-2.ポーチ・小物入れ・コインケース
ポーチや小物入れ・コインケースなどは、年代や性別関係なく喜ばれるアイテムといえるでしょう。ポーチや小物入れは、お化粧道具やお薬など細かいものを入れるのに最適です。オシャレなデザインにすることで、特別感のあるオリジナル記念品が作れるでしょう。また、ちょっとしたお出かけにも便利なのがコインケースやがま口といったお財布です。コインケースはかわいいポケットサイズなので、持ち運びがしやすく、小銭をコンパクトにまとめることができるでしょう。
3-3.ブックカバー
最近、オリジナル記念品として選ばれているのがブックカバーです。学生や読書好きな方にとっては、もらって嬉しいアイテムといえるでしょう。また、ブックカバーは外出時に電車の中やカフェ・病院の待合室などで本を楽しむことができるアイテムです。カバーをかけていない人もいますが、ブックカバーをかけたほうがまわりの目を気にする必要がないので気楽な気持ちで読書ができるでしょう。卒業式や入学式など、学生向けの記念品としてもブックカバーはおすすめです。
3-4.ペンケース
ブックカバーと併せて、学生や子ども向けの記念品として人気があるのがペンケースです。ペンケースは、ステーショナリーアイテムの中でももらってうれしい品物といえるでしょう。毎日使うことが多いペンケースだからこそ、オリジナル記念品として多くの人に喜ばれます。なお、オリジナルのペンケースとしては、マチ付きタイプ・スタイリッシュなロケットタイプなど多種多様です。
3-5.トートバッグ
トートバッグは、どんなお出かけシーンにも似合う日用品です。エコバッグの代わりとして使うこともできるため、オリジナル記念品として選ぶケースが増えています。また、オリジナル記念品としてのトートバッグは、自由にデザインできる範囲が幅広いのも大きな特徴です。わざと隅のほうにロゴを入れるのもオシャレで、オリジナリティーが出しやすい品物ともいえるでしょう。
4.オリジナル記念品をオーダーする際の注意点
ここでは、オリジナル記念品をオーダーする際の注意点をいくつか紹介します。
4-1.何のために制作するのか「目的」を明確にする
オリジナル記念品を制作する際は、何のために作るのか目的を明確にすることが大切です。自由にデザインを決めることができるからこそ、あれもこれもと入れてしまうとデザインがごちゃごちゃになって、何を描いているのか分からなくなってしまう恐れがあります。制作目的を明確にすることで、どのようなデザインにすべきか自然と見えてくるでしょう。デザインでどうしても悩む際は、制作業者に相談するのも選択肢の1つです。また、どのようなオリジナル記念品が制作されているのか、インターネットで制作事例をチェックしてみてください。
4-2.最小ロット数を確認する
制作業者によって最小ロット数が決まっているので、依頼前の確認が必要です。最小ロット数とは、最小受注枚数のことを指しています。たとえば、最小ロット数が1,000枚になっている場合、1,000枚以下の発注は受け付けてもらえません。できるだけ、発注数を少なくしたい方は、最小ロット数が少ない制作業者を選んでください。
4-3.見積書の内容は忘れずにチェックしよう
オリジナル記念品をオーダーする際は、見積書も忘れずに確認してください。記念品の種類やデザイン・発注数などによって制作費用が異なります。どのような制作工程にいくらかかるのか、追加費用が発生するケースはどのようなケースなのかなど、細かいチェックが必要です。制作業者の中には、相場よりも高額な値段設定をしているところがあります。安すぎる制作業者も注意が必要ですが、高すぎる業者にも気をつけなければなりません。
4-4.悪徳業者に要注意!
高額な費用を請求したり、デザインどおりに制作してくれなかったりと不正を働く悪徳業者が存在しています。悪徳業者とのトラブルを未然に防ぐためには、慎重に制作業者を選ぶことが大切です。どの制作業者へ依頼すべきか悩んでいる方は、以下のポイントに注目してください。
- オリジナル記念品制作の実績があるか
- 質のいい商品を制作しているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 制作可能なオリジナル商品が充実しているか
- どのような質問にも分かりやすく丁寧に答えてくれるか
- 無料見積もりや無料相談を受け付けているか
- 制作事例がホームページ等に掲載されているか
スズキネは、創業100年の老舗でさまざまな布製品を取り扱っています。すべてがオーダーメイドで、長年培ってきた知識と経験をもとにデザイン・仕上げ・コスト等、最適な製品を提供しているのが特徴です。オリジナル記念品の制作でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
5.オリジナル記念品の制作に関してよくある質問
オリジナル記念品の制作に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.オリジナル記念品の選び方は?
A.目的やシーンを踏まえて選ぶことです。そのほか、配布する相手の年代や予算なども考慮するといいでしょう。予算を第一に考えて制作したいときは、あらかじめ予算額を制作業者に伝えておくとスムーズに記念品を選ぶことができます。
Q.オリジナル記念品を制作する際に気をつけておきたいことは?
A.商標権のように知的財産権が守られているデザインを採用しないことです。それらのデザインは許可なくオリジナル記念品として採用できません。そのことを知らずに、人気アニメのキャラクターを使用してしまうと、法律に違反したことになり、損害賠償の対象になることもあるでしょう。
Q.デザインを考える際のポイントは?
A.何のために制作するのか、目的を明確にするのはもちろんのこと、さまざまな制作事例をチェックするのもポイントの1つです。制作業者のホームページには、これまで手がけてきたオリジナル記念品が掲載されています。どのようなデザインがあるのか、どの範囲にデザインが反映されるのかなど詳しくチェックできるでしょう。
Q.サンプルを見せてもらうことはできるのか?
A.制作業者によっては、サンプルを見せてもらうことができます。制作を依頼する前に、サンプルを見せてもらうことはできるのか問い合わせをしてみるといいでしょう。そこで、素直に見せてくれる制作業者は安心して依頼できますが、頑なに見せようとしない制作業者は悪徳業者の可能性が高いので要注意です。
Q.納品までの大まかな流れは?
A.制作業者や記念品の種類などによって異なりますが、大まかな流れは以下のとおりです。
- ホームページまたは電話で問い合わせする
- 製品に関する要望・仕様・用途・数量・納期などを伝える
- 打ち合わせで決定した内容で、見積もりを依頼する
- 見積書に納得した後、デザインをイラストレーターなどでデータ化し送る
- 制作開始→納品
具体的な流れに関しては、制作業者に問い合わせて確認してください。
まとめ
オリジナル記念品は、入学式や卒業式・大会・周年記念などで活躍するアイテムです。デザインを自由に決めることができるからこそ、用途に合わせた特別仕様の記念品が制作できます。この世に1つしかないオリジナル記念品は、たくさんの人に喜ばれる思い出の品になるともいえるでしょう。オーダーする際は、できるだけオリジナル制作の実績がある業者に依頼することが大切です。実績のある業者に依頼することで、理想どおりのオリジナル記念品が制作できますよ。