内祝い新定番!オリジナル・名入れの手ぬぐいで失敗しない為の知識!
せっかくの内祝い! なにか特別でオリジナリティのあるものを送りたいと思われる方も多いのではないでしょうか。内祝いとして今でも人気なのが手ぬぐいです。では、いざ内祝い用にオリジナル手ぬぐいを作ろうと思っても、デザインや枚数、料金など気になることが多いのではないでしょうか。でき上がったものが全然イメージと違ったらどうしよう……なんて悩みもあるかと思います。そこで今回は、内祝いにぴったりな手ぬぐいの選び方などのご紹介です。
オリジナル手ぬぐいってどうやって作るの? 手ぬぐいに名入れはしたほうがいい? 内祝いで親族や知人に失礼があったらどうしよう……という方はぜひこの記事を参考にしてみてください。だれにでも喜んでもらえるオリジナル手ぬぐいのポイントや失敗しないための注意点をお教えします。
1.内祝いについて
1-1.内祝いとは
内祝いとは本来、家庭内でお祝いごとがあった時に、報告やおひろめの際の手土産や贈答品として送る品のことを示します。最近では、お祝いのお気持ち(ご祝儀・出産祝い金など)をいただいた時に、お返しとして品物を送ることを「内祝い」と呼ぶ傾向も強いです。地域や職場・家庭によって内祝いのとらえ方や定義が異なりますので、周囲の人の様子や前例を見習うのもよいでしょう。
1-2.内祝いにおすすめの品
結婚・出産・新築祝いなどの内祝いは、地域や世代、家庭によって常識が異なります。食器や置物などは好みによるところが大きく、もらった側としてはあまりありがたくないこともあるでしょう。しかし、お菓子・石けん・消耗品のようないわゆる”消え物”は無難すぎてつまらないと思われる方もいるかもしれません。そこで、おすすめなのが手ぬぐいです。
2.内祝いとしての手ぬぐいの魅力
昔は内祝いといえば手ぬぐいというほどメジャーな品でした。使い方が豊富な手ぬぐいは、今でも内祝いとして喜ばれる品です。特に最近では、オリジナルの手ぬぐいや名入れ手ぬぐいなどに人気が集まっています。手ぬぐいの使い方はさまざまです。お弁当包みにしたり風呂敷(ふろしき)がわりに使ったりと日常使いはもちろんのこと、デザイン性のある手ぬぐいを額に入れて飾る使い方もあります。
3.オリジナル手ぬぐいについて
3-1.オリジナル手ぬぐいの魅力・メリット
オリジナル手ぬぐいの魅力は、なんといっても世界に1枚だけということではないでしょうか。印象に残る記念品で、見た目も華やかです。通常サイズ(90cm×33cm程度)だけでなく、大判ハンカチタイプのサイズも選ぶことができます。長く使ってもらうためにも、飽きのこないデザインがおすすめです。
3-2.手ぬぐいの素材について
手ぬぐいは綿100%の優しい手触りが特徴です。タオルなどと違い、手ぬぐいは長く使うほど肌触りや風合いがよくなります。また、綿製品は非常にエコロジカルな品ですので、環境保全をアピールする企業のノベルティとしてもぴったりです。
3-3.手ぬぐいの印刷について
手ぬぐいの印刷方法には、下記の2種類があります。
3-3-1.オリジナルプリントの手ぬぐいとは
シルクスクリーンと呼ばれる型のようなものを使ってプリントします。細かい模様まで表現できるのが特徴です。プリントした部分がパリっとした仕上がりになります。手ぬぐいの表面にペンキを塗るようなイメージです。
3-3-2.本染めの手ぬぐいとは
2mm以下の細かい模様やグラデーションなどには不向きですが、プリントされた部分もふんわりとし、固くなりません。プリントと違い、生地に染料を注(そそ)いで浸透させるので、裏面まできれいに模様が出ます。
3-4.デザインについて
オリジナルデザインの手ぬぐいを発注するためには、adobe illustratorなどを使ってデザインを入稿するのが基本です。ソフトの使い方がわからない、手書きのデザイン案を手ぬぐいにしてほしいということもあるかと思います。弊社では、お客様が作成した手書きの原稿から、デザインデータを作成することも可能です(デザインの複雑さにもよります)。
3-5.手ぬぐいの名入れについて
オリジナル手ぬぐいに名入れをしたい、という方も増えてきています。しかし、お祝いごととはいえ、よその家の子供や孫の名入り手ぬぐいをもらってうれしいでしょうか? 一方、祖父祖母や身内でしたら名入り手ぬぐいのほうが記念になるため喜ばれることがあります。他にも、企業名やお店のロゴを入れたいという場合もあるでしょう。手ぬぐいの名入れは、使い勝手や関係性を考えたうえで検討したほうがよさそうです。
4.手ぬぐい製作の業者選び
4-1.手ぬぐい製作業者選びのポイント
手ぬぐい製作業者を選ぶ際に、最も重要なポイントは「品質」ではないでしょうか。いくら安く仕上がっても、品質が悪ければせっかくのお祝いが台無しです。質の悪いものが送られてきたら、受け取った側もがっかりしてしまうでしょう。手ぬぐいの印刷・本染め印刷の実績・ノウハウがしっかりした業者を選んでください。
4-2.製作方法・製作期間
4-2-1.製作方法
前述のとおり、オリジナル手ぬぐいの印刷方法にはプリントと本染め(注染)の2つがあります。どちらが優れているというものではなく、風合いやデザインの複雑さによってどちらにもよさがありますので、印刷方法を選べる業者がおすすめです。
4-2-2.製作期間
参考として、弊社ではデータ入稿から25日で納品が可能です。お急ぎの場合はご相談いただけます。離島・海外への発送もおこなっておりますが、その場合はお早めにお申し込みいただいたほうが無難です。業者に手ぬぐいを依頼する際は、郵送期間も計算に入れておきましょう。
4-3.値段について
図柄パターンや小口・大口ロットなどによって料金が変動することがほとんどです。柄については、上<下の順番で価格が高くなります。
- 白地に柄1色(柄の面積が30%程度)
- 白地に柄多色(柄の面積が30%程度)
- 白地に柄1色(柄の面積が50%以上)
- 白地に柄多色(柄の面積が50%以上)
- 色地に柄1色(白抜き)
- 色地に柄多色
4-4.申し込み方法
電話やHPのフォームより申し込むことができます。使用用途・枚数・納期などを伝えてください。その後、メールなどでデータ入稿をする流れとなります。細かすぎるデザインは反映できない場合もありますので業者とよく相談してください。
4-5.見積もりについて
デザインや印刷方法・枚数などを元に見積もりをおこないます。見積額が出た際は、内訳・枚数・納期の確認をしっかりとおこなってください。
4-6.注意点
でき上がってから「想像と違う!」とならないためにも、現物サンプルを提示してもらうことをおすすめします。特に量産する場合にはサンプルを見ておいたほうが無難でしょう。弊社では、別料金となりますが量産前の校正出しが可能です。
5.内祝いの手ぬぐいについて よくある質問
5-1.規制品の手ぬぐいに名入れ・プリントをしてもらうことは可能ですか?
基本的には、どの手ぬぐい製作業者も、既製品への加工は承っていません。布地によって印刷面での品質がたもてなくなるためです。
5-2.パソコン上の色と手ぬぐいの色が異なりそうなのですが?
弊社では、DICやPANTONEによって色指定をおこなっております。色紙やお菓子のパッケージなど、印刷物での指定も可能です。
5-3.内祝いで手ぬぐいをもらったが使い方がわからない
手ぬぐいは風合いがよく、タオルやハンカチとして洗顔後に使うことが可能です。ハンドメイドが得意な方は、手ぬぐいをリメイクしてティッシュケース・小物・ポーチなどを作る方もいらっしゃいます。手ぬぐいには「こう使うべき」という特定の使い方はありませんので、自由に楽しめば送った方も喜ばれるでしょう。
5-4.手ぬぐいを飾る方法は?
手ぬぐいを飾るには、額や100均グッズを使ってファブリックパネルにするのがおすすめです。デザイン性のある手ぬぐいでしたら、壁を彩り、お部屋の印象をおしゃれにしてくれます。
5-5.手ぬぐいをラッピングする方法は?
弊社では手ぬぐいを1枚ずつOPP袋に入れて納品いたします。OPP袋にシールをはったり、リボンを巻いたりしてもおしゃれではないでしょうか。もちろん、手ぬぐいに直接熨斗紙(のしがみ)を巻いてもOKです。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。内祝いの喜びをよりたくさんの共有するためにも、手ぬぐいはとてもおすすめです。おしゃれで使い勝手もいい手ぬぐいは万人に喜ばれるでしょう。オリジナル手ぬぐいを依頼する場合は、デザインデータ作成・ラッピング・お手紙・郵送など、他の作業も考えて余裕をもったスケジュールでおこなってください。