ノベルティに同人グッズを製作したい人必見!注意点や業者の選び方も
「ノベルティに同人グッズを製作したいが、どんなものが人気なのか?」「どこに製作を依頼すればよいのか分からない」とお悩みではありませんか? 同人イベントなどの場で同人グッズをノベルティとして配布することは、宣伝効果を高めることにもつながります。しかし、実際にはどのような同人グッズが人気なのか、どんなことに注意して製作すればよいのかよく分からない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、同人グッズで人気のノベルティや、製作業者選びのポイントなどを詳しくご紹介します。
この記事を読むことで、喜ばれる同人グッズのポイントや、製作するにあたってやってはいけないことなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.同人グッズとは?
そもそも同人グッズとはどのようなもののことをいうのか、詳しく解説しましょう。
1-1.二次創作したものや完全オリジナルのグッズ
同人グッズの多くは、漫画やアニメ・ゲームなどを元にした二次創作が主流となっています。アニメやゲームの製作会社や漫画家が製作する「公式グッズ」とは異なり、自分でオリジナルキャラクターを考えて製作されるものもあるのです。漫画やアニメ・ゲームファンなら、公式が発表したグッズでは満足できず、「こんなデザインのこんなグッズが欲しい」と思うことがあると思います。そんな希望をかなえるために自分で同人グッズを作る人がほとんどです。また、漫画やアニメ・ゲームなどのキャラクターやロゴを一切使用せず、個人が完全オリジナルで製作するグッズのことも、同人グッズと呼ばれることがあります。
1-2.同人グッズを製作するメリット
同人グッズを製作することには、自分が欲しいと思っているグッズを確実に手に入れることができるというメリットがあります。そして、ほかにも同じことを考えている人がいれば、その人のニーズにも答えることができるのです。製作した同人グッズは、仲間内で交換したり即売会で販売したりして活用することで、新しい交流が生まれることも期待できます。自分自身にとっても、満足のいく同人グッズの製作に成功したときは、大きな喜びを得ることができるはずです。
1-3.同人グッズをノベルティとして配布する目的
ノベルティとは、販売促進を目的に配布するグッズのことです。漫画やアニメ・ゲームファンが集まる場として、「コミケ」をはじめとする同人イベントが全国各地で開催されています。そのような同人イベントには共通の趣味を持つ人が大勢集まるため、同人グッズをノベルティとして配布すると大変喜ばれるのです。その目的は販売促進のほかにも、自分が製作した同人グッズを宣伝すること・新規のファンを獲得すること・既存ファンとの交流を深めることなど、さまざまなものがあります。
2.同人グッズで人気のノベルティを紹介
どのような同人グッズがノベルティとして人気なのかご紹介しましょう。
2-1.キーホルダー・ストラップ
同人グッズで特に人気が高いのが、アクリルキーホルダーやストラップです。鍵やバッグ・スマホ・デジタルカメラなどに付けていつでも持ち歩くことができるため、喜ぶファンが多いでしょう。キーホルダーやストラップは比較的簡単に製作できてコストも安く済むこと・かさばりにくいので保管しやすいことなど、製作側にとってもメリットが大きいのです。
2-2.スマホケース
スマホは常に持ち歩く人が多いため、スマホケースの同人グッズもノベルティとして喜ばれやすいです。自分の好きなキャラクターがデザインされたスマホケースなら、スマホを手に取るたびにうれしくなりますよね。実用性がある同人グッズとして特に人気です。
2-3.缶バッチ
缶バッチもキーホルダー同様、比較的コストが安く済むため、ノベルティとして製作する人が多くなっています。最近はバッグに大量の缶バッチを付けて持ち歩くことも流行(はや)っているので配布すると喜ばれるでしょう。
2-4.クリアファイル
クリアファイルは学校のプリントや会社の書類などを保管するのにも使えるため、実用性がある同人グッズとして人気です。面積が広いので、イラストやロゴを大きく使ってアピールできるのも魅力でしょう。「使わずにコレクションしている」というファンも多いです。
2-5.ハンカチ・ミニタオル
実用性でいえばハンカチやミニタオルなども人気です。普段持ち歩いて使うものなので、好きなキャラクターがデザインされているとモチベーションも上がります。かさばらないのでノベルティとして配布されても「持ち帰るのに困らない」という点もメリットです。
3.同人グッズを作る際の注意点
同人グッズを製作するにあたって知っておきたい注意点をまとめました。
3-1.公式からの制限がかかっていないか確認する
同人グッズを製作する際は、メーカー公式のガイドラインを必ず確認しましょう。そもそも二次創作を禁止しているメーカーもあります。製作が許可されていてもいろいろと制限がある場合も多いため、ルールを守って製作してください。特に、有名な大手企業は著作権について非常に厳しい規制があることが多く、キャラクターやロゴを無断で使うと企業から申告されてしまう可能性もあります。
3-2.公式グッズと間違えられないようにする
著作権にあまり厳しくない企業のものだからといって、公式グッズとそっくりなデザインの同人グッズを作るのはよくありません。公式のものと似すぎてしまうと問題になる可能性が高いです。また、公式のデザインを一部引用するのも避けましょう。あくまでも、自分で考えたデザインの同人グッズを製作してください。
3-3.もらっても困らないものは何かを考える
同人グッズをノベルティとして配布するのであれば、もらっても困らないものにすることが大切です。大きすぎるものやかさばるものは持ち帰るのが大変になります。また、置き場所に困るものや気軽に使えないもの・人に見られると恥ずかしいものなどもあるため、よく考えたうえでグッズの内容を決めるとよいでしょう。
4.業者選びのポイントは?
同人グッズの製作業者を選ぶポイントには、以下のようなものがあります。
4-1.豊富な実績があるか
同人グッズ製作の実績が豊富にあるかを確認してください。実績がある業者は、多くの人が利用するだけの技術力を持っているということになります。品質のよい同人グッズを製作してもらうためには、確かな技術力のある優良な業者に依頼することが大切です。
4-2.納期や料金などのきちんとした説明があるか
納期や料金については特にしっかり確認しておかなければなりません。こちらから聞く前にきちんと説明してくれる業者を選ぶようにしましょう。「必要な日までに納品されなかった」「思っていたより料金が高かった」ということがないよう、信用できる業者を選んでください。
4-3.過去のサンプルを見せてもらえるか
過去に製作した同人グッズのサンプル例を見せてもらいましょう。ホームページに載せている業者も多いので確認してみてください。イメージだけで打ち合わせをするより、サンプルを見ながら「この雰囲気と似た感じで」というように説明したほうが伝わりやすいはずです。
5.同人グッズのノベルティ製作に関するよくある質問
「同人グッズのノベルティを製作したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.オリジナル製作のメリットを教えてください。
A.ほかでは手に入らないデザインのグッズが製作できること・自分の好きなデザインにできることなどがメリットです。
Q.製作費用は業者によって異なりますか?
A.はい。複数の業者に無料見積もりを依頼して比較するのがおすすめです。
Q.デザインはデータで提出する必要があるのでしょうか?
A.デザインで提出するのが難しい場合は、手書きで提出したものをデータ化してくれることもあります。業者に確認してみるとよいでしょう。
Q.納期を早めてもらうことは可能ですか?
A.業者によっては対応が可能になるため、相談してみることをおすすめします。
Q.同人グッズにハンカチを製作したいのですが、納期までどのくらいかかるでしょうか?
A.株式会社スズキネでは、データ入稿後約25日で納品が可能です。
まとめ
「ノベルティとして同人グッズを製作したい」という人のために、人気の同人グッズや製作する際の注意点などを詳しくご紹介しました。同人グッズにはさまざまなものがあるため、どんなものが喜ばれるのかよく考えて製作するとよいでしょう。製作を依頼する業者も、安心して任せられるところを慎重に選んでください。