たった3分でシュシュが作れる?! お手軽シュシュの作り方とは?
今や大人の女性から女子小学生まで、幅広く人気のあるシュシュ。簡単に作れると聞いて、自分で作ろうかと検討している方も多いことでしょう。
そこで、今回はシュシュの作り方を中心にご紹介します。ぜひ、最後までお付き合いくださいね!
目次
- シュシュとは?
- シュシュ作りに必要なもの
- 基本的なシュシュの作り方
1.シュシュとは?
シュシュとは、筒状の布にゴムを通して輪っかにした装身具の一種。基本的にはポニーテールやツインテールなどといった髪型にする際の髪留め・髪飾りとして使われますが、ブレスレットとしても用いられることもあります。
シュシュという言葉の由来はフランス語の『chouchou』で、シュシュという言葉自体は和製フランス語。chouchouという言葉は、フランス語で『可愛い』『お気に入り』という意味を持つ形容詞です。
ちなみに、このシュシュと同様の装身具は世界各地に存在し、さまざまな呼び方をされています。たとえば、英語圏の国ではシュシュをスクランチーと呼ぶそうです。
2.シュシュ作りに必要なもの
シュシュ作りにはどのようなものが必要なのでしょうか?
どのようなシュシュを作るかによって道具や材料が変わってきますが、1番簡単なタイプのシュシュを作るのであればゴム、布、毛糸があれば作ることができます。
少し凝ったシュシュを作りたいというのであれば、針や糸、ミシンなども必要となってくるでしょう。また、ゴム通しを必要とすることもあります。特に、本格的なシュシュ作りをするなら、ミシンがあると非常に便利です。もちろん、手縫いでも作成は可能ですが、作成時間に大幅な差が出てきますよ!
裁縫道具はそろっていて困ることはありません。シュシュ作りを機に裁縫道具をそろえてみては?
3.基本的なシュシュの作り方
シュシュにはいろいろな種類があり、作り方はさまざまです。この項目では、主にシュシュの基本的な作り方をご紹介していきます。
3-1.簡単トーションレースシュシュ
トーションレースを使って作成する、初心者におすすめの簡単なシュシュです。針も糸も使いませんので、娘さんと一緒に作るという楽しみ方もできます。
必要なもの
- トーションレース(両山レース)……基本的には60cm程度の長さで作りますが、長さがあった方が折り返し部分が多くなるので、ふわふわして可愛い仕上がりになりますよ。おすすめは80~100cmぐらいの長さです。
- ウーリーゴム……長さ約20cm程度。
- ボンドや透明マニキュア、ほつれ止め液など。
- はさみ
作り方
- まず、用意した透明マニキュアやほつ止め液などをレースの端に塗っておきます。これはトーションレースのほつれやすい特性を考えてのことですので、必ずしも必要ではありません。しかし、長持ちさせたいならば塗った方が良いでしょう。
- トーションレースの模様(穴)に、互い違いになるようにしてゴムを通していきましょう。この際、すでにゴムを指定の長さに切っていると、穴に通しているうちに端からレースが外れてしまいます。クリップや洗濯ばさみなどを利用して端のレースとゴムを挟んでおくと良いでしょう。
- 全部通し終わったらゴムの端と端を固結びし、余った部分のゴムをはさみで切れば完成です。
どうですか? とっても簡単でしょう? この作り方なら小さなお子さんでも難しくはありませんし、ゴムの長さを調整すれば子供用にも大人用にも自由自在。
ちなみに、子供用の場合には、細いトーションレースを使うと見栄えが良くなります。ぜひ、試してみてください。
3-2.簡単ストローシュシュ
ふわふわの毛糸とストローを使って作るお手軽シュシュです。
必要なもの
- ふわふわした毛糸……3.5~4.0m程度。
- ウーリーゴム……長さ20cm程度。
- ストレートストロー(曲がらないストロー)……1本。
- はさみ
作り方
- まず、ストローの片方に1cmほどの切り込みを入れ、そこに毛糸を挟みましょう。
- 次に、ストローへ毛糸をぐるぐると巻きつけていきます。この際、毛糸が重なる巻き方はNG。きつく巻く必要はありませんが、ストローとぴったり毛糸が接触するようにしてまきましょう。
- 途中途中で巻き付けた毛糸をググッと詰めつつ、毛糸をすべて巻き付けていきます。成功すると、ふわふわの棒になるはずです。
- そうしたら、切れ込みに挟んでいた毛糸を外し、ストローにゴムを通しましょう。
- 通したゴムを親指と人差し指でつまみ、残りの4本と掌を使って巻いた毛糸部分を軽く握って支えます。
- ゴムが指から外れないように気を付けつつ、慎重にストローを抜いていきます。
- ストローを抜いたら、ゴムの端と端を結び、余分な部分を切ります。
- 最後に毛糸の端と端を結び、余分な部分を切りましょう。この際、巻きが緩くてゴムの結び目が見えるようなら、結び目が見えなくなるまで巻いてから結びましょう。
いかがでしたか? トーションレースを使った方法よりも多少時間がかかりますが、慣れれば3分程度で作ることが可能です。簡単なのでお子さんに教えてあげれば喜びますよ!
3-3.基本のシュシュ
布をミシンで縫いながら作る、一般的なシュシュの作り方です。これまで紹介してきたのと違って縫うという作業がありますが、直線縫いするだけなので簡単に作れます。また、これはすべてのシュシュ作りの基本となるので、応用にも使えるはず。ぜひ、挑戦してみてください!
必要なもの
- 布……幅12cm×長さ52~82cm(余分な2cmは縫い代)
- ウーリーゴム、もしくは平ゴム……22cm程度。
- 針と糸
- ゴム通し
- ミシン(ない場合は手縫いでもできます)
作り方
- まずは布をカットしましょう。布のボリュームは好みですが、おすすめは62cmです。完成図を思い浮かべながら、好みの長さにカットしてください。ただし、縦も横も縫い代を2cm確保しておくことを忘れずに。
- 短い切り口が重なるようにして布を中表に折り、重なった部分から1cmほどの幅を開けた場所をミシンで縫いましょう。つまり、ドーナツ状になるように縫うということです。
- 縫いしろを左右にしっかり割ります。この際、アイロンがけをしておくと効果的です。
- 縫い代のある上側の布を3つ折りにします。次に、上側の布を内側に巻き込むように、下側の布を2つ折りにします。
- 2つ折りにした外側の布の端をミシンで縫っていきます。端から1センチほどの距離を開けて縫っていきましょう。この際のポイントとして、折った内側の布(3つ折りにした部分)をミシンで縫ってしまわないように気を付けてください。
- 端まで縫ったら、中の布(3つ折りにした部分)を手前に引っ張り出します。するすると出てくるので、それも同じように縫っていきましょう。
- ぐるっと周りを縫っていったら、縫い始めから5cmほどの所でミシンを止めます。すると、そこだけ穴になるはずです。穴を使って裏返していきましょう。
- 裏返したらゴム通しなどで中にゴムを通し、ゴムの先端を結びます。
- 最後に、縫っていない穴の部分を手縫いで縫って穴を隠せば完成です。
ミシンの使い方や裁縫になれていない方は少し戸惑うことでしょう。しかし、慣れれば10分程度で作ることができます。何度か練習してコツを覚えると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はシュシュの作り方をご紹介しました。
- シュシュとは?
- シュシュ作りに必要なもの
- 基本的なシュシュの作り方
まとめると以下のようになります。
シュシュはとは、筒状の布にゴムを通して輪にした装身具の一種で、髪留めやブレスレットとして使われている。語源はフランス語のchouchouで、意味は『可愛い』『お気に入り』という形容詞。
シュシュ作りに必要なものは、基本的にはゴム、布、針、糸です。簡単なものであれば、ゴムと毛糸とだけで作ることもできます。
シュシュ作りは娘さんとのコミュニケーションに最適です。休日や手があいたときなどに一緒に作ってあげましょう。