半纏のオーダー方法とポイントを解説! 製作業者の選び方と注意点


半纏(はんてん)は自分好みのデザインにオーダーすることができます。自分用としてはもちろんのこと、イベント用や仕事用・祭用などさまざまなシーンで活躍するでしょう。しかし、どうすればオーダー製作ができるのか、理想のデザインに仕上げられるのか分からないところもありますよね。そこで、本記事では、半纏のオリジナル製作方法やオーダーのポイントなどを解説しましょう。

  1. 半纏の魅力とオーダーのメリット
  2. 半纏のオーダー方法を解説!
  3. 半纏の製作業者を選ぶポイント
  4. 半纏のオーダーに関してよくある質問

この記事を読むことで、理想の半纏を作るポイントと製作業者の選び方などが分かります。オーダーを考えている方は、ぜひチェックしてください。

1.半纏の魅力とオーダーのメリット

どのような場面で半纏をオーダーすることが多いのでしょうか。まずは、用途と魅力をチェックした上で、オーダーのメリットも解説します。

1-1.仕事着と防寒着として使われてきた半纏

半纏は羽織に似ている丈の短い上着のことです。和服の一種として昔から使われてきました。羽織とは違って、襟返しや前結びのひもがありません。主に、仕事着と防寒着の2種類があります。職人などは仕事着として半纏を着用することが多く、屋号や組名・組印が染めてあるものがほとんどです。日常的に着用するのは防寒着で、よく年配の方が着用しているのを見かけます。日本独特の衣類ということもあり、海外からも人気が高いアイテムです。

1-2.にぎやかアイテムの定番

半纏は防寒目的だけでなく、今ではにぎやかアイテムの定番になっています。お祭りやイベント会場などで、同じデザインの半纏を着用した人たちを見かけるでしょう。半纏を着るだけでスタッフだと分かりますし、チームの一体感にもつながります。イベントやお祭りを盛り上げるためには、必要不可欠なアイテムになりつつあるのです。また、普段着とは違った晴れ着を身につける「ハレの日」にも大活躍します。

1-3.さまざまなシーンで使えるオリジナル半纏

イベントやお祭り用としてはもちろんのこと、半纏は職人用・子ども用のオーダーも可能です。たとえば、醤油やお酒などの蔵元では、おそろいの半纏を着ています。半纏にロゴや前・印を入れるだけで、どこの蔵元かひと目で分かるでしょう。半纏を用意しておけば、接客時だけでなくイベントや出店の際にも役立ちます。子どもがお祭りで使う場合も、おそろいの半纏を作るとかわいいですし、記念にもなるはずです。

1-4.自由にデザインが決められるオーダー製作

半纏をオーダー製作する大きなメリットは、デザインを自由に決めることができる点です。市販の半纏はあらかじめ模様などのデザインが決まっていますが、オーダー製作なら目的に合わせて自由に決めることができます。おそろいのデザインにしたり、大人と子ども用で色を分けたり、工夫を凝らしてみると、特別な一点ものに仕上がるでしょう。もちろん、ギフト用としても最適なアイテムです。外国の方にプレゼントすれば、大喜びされること間違いありません。

2.半纏のオーダー方法を解説!

それでは、オリジナルの半纏をオーダーする方法とポイントを解説します。

2-1.最初に決めておきたいこと

オーダーする前に決めておきたいことが全部で3つあります。それは、枚数・サイズと形・素材です。それぞれにフォーカスしながら、オーダーのポイントをチェックしていきましょう。

2-1-1.枚数

半纏を何枚オーダーするのか最初に決めておくと、製作業者もより具体的な見積書を作ることができます。ここで気をつけてほしいのは、製作業者ごとに決まっている「ロット数」です。ロット数とは、製造業者側が決めた受注可能な数を指しています。たとえば、ロット数が100着の場合は、100着以上の注文でないと受注してもらえません。オーダーする枚数から受注を受けつけている業者に依頼する必要があるため、先に枚数を決めることが重要なのです。

2-1-2.サイズと形

半纏のサイズは、大人用と子ども用の2つに大きく分かれています。普段着のように細かいサイズまで気にする必要はありませんが、念のため、サイズはチェックしておきましょう。また、一般的な半纏はおしりの上あたりまでの丈で、袖自体小さく短めです。以下に、オリジナル製作のスズキネにおけるサイズをまとめたので、ぜひ参考にしてください。

  • 大人用S:着丈70cm×着巾65cm
  • 大人用M:着丈75cm×着巾65cm
  • 大人用L:着丈80cm×着巾65cm
  • 子ども用:着丈62cm×着巾46cm

上記以外のサイズでも対応可能です。サイズと形が不安な方は、製作業者へ確認してください。

2-1-3.素材

半纏に使われる素材はさまざまですが、一般的に綿を使用します。たとえば、スズキネの場合は、木綿オックスまたはポリエステルメロンアムンゼンの2種類です。木綿オックスはボリューム感のあるしっかりとした生地で、ポリエステルメロンアムンゼンは肌ざわりが滑らかで高級感があります。素材によって質感や仕上がり感・肌ざわりが変わるため、きちんと確かめたほうがいいでしょう。

2-2.大まかなデザインを決める

オリジナル半纏をオーダーする前に、大まかなデザインを決めておきましょう。用途や目的がある程度決まっていれば、自然とデザインも決めることができるはずです。具体的なデザインが決まっている場合は、イラストレーターで製作業者へ送り最終確認へと入ります。ただ、デザインが決まっていない場合は、製作業者との打ち合わせで具体的に決めていくことになるでしょう。ラフ画でも構わないので、大まかなデザインを決めておくとオーダーもスムーズにできます。どんなデザインがいいのか悩んでいる方は、製作業者に製作意図や要望などを伝えながら決めていきましょう。

2-3.染色方法は必ずチェックする

製作業者によって半纏の染色方法が異なるので、必ずオーダー前にチェックしておきたいポイントです。主な染色方法には、スクリーン染色とフルカラー染色の2種類があります。スクリーン染色は色数によって費用が変わり、フルカラー染色は複数の色を使用する方法です。写真をそのまま半纏に印刷したい方は、フルカラー染色をおすすめします。なるべく、数種類の染色方法から選ベる製作業者を選ぶのがポイントです。

2-4.製作業者との打ち合わせは入念に行う

オーダー製作でよくある失敗が、「想像と仕上がりが違った」というケースです。想像と仕上がりに大きな差が生まれるのは、製作業者との意思疎通がうまくいかなかった原因が1番にあります。面倒だからと、製作業者にすべてを任せるのはNGです。業者とのトラブルを避けるためにも、製作業者との打ち合わせは入念に行いましょう。

3.半纏の製作業者を選ぶポイント

それでは、半纏の制作業者を選ぶポイントをチェックしておきましょう。

3-1.見積書に料金の内訳が記載されているか

最初に確認してほしいのは、見積書に記載されている料金です。半纏のオリジナル製作は枚数・染色方法などで大きく異なります。どの製作過程にいくらかかるのか、なぜこの料金になるのかなど、内訳が細かく記載されているか確認しましょう。見積書に料金の内訳が記載されている業者なら安心して依頼できますが、いい加減な料金が記載されている業者は依頼しないでください。後で追加料金を請求したり、高額な料金にしたりする可能性があります。

3-2.小ロット・短納期が可能か

なるべく、小ロットで受注を受けつけている業者を選ぶのもポイントの1つです。100着~という大ロットでしか注文を受けつけていない業者は、納品までの時間もかかります。小ロットから受けつけている業者のほうが、必要な枚数だけ注文できるので費用も抑えられるのです。また、実績がある業者ほど、短期間で質のいい品を納品する傾向があります。小ロットかつ短納期が可能な業者を選びましょう。

3-3.素材・品質がいいか

納得いく仕上がりになるか、素材と品質に定評がある製作業者を選んでください。特に、半纏はワイシャツやTシャツの上から着ることがほとんどです。上から羽織っても問題ないか確認したほうがいいでしょう。また、子どもは肌が敏感なので、なるべく肌ざわりのいい素材を選びたいものです。素材と品質が悪い業者は、1度しか着ていないのにすぐ破けたりほどけたりします。

3-4.無料見積もりと無料相談

製作業者を選ぶ際は、無料見積もりと無料相談を受けつけているかにも注目してください。優良業者の多くは、どちらも利用可能なところがほとんどです。無料見積もりでは大まかな料金を知ることができ、納得いかなければそこでキャンセルすることもできます。無料見積もりを依頼したら必ず注文しなければならないというわけではありません。また、オーダーに関する質問に対し、丁寧かつ分かりやすく説明してくれる製作業者を選びましょう。無料相談では、スタッフの対応にも注目してくださいね。

3-5.確認しておきたい製作の流れ

無料見積もりから注文・納品まで製作の大まかな流れを紹介します。

  1. ホームページのフォーム・電話・FAXなどから無料見積もりを依頼する
  2. オーダー内容(仕様・用途・数量・納期など)を具体的に伝える
  3. 打ち合わせにて具体的な見積書を確認し、納得すればオーダーを依頼
  4. イラストデータを製作業者へ送る
  5. デザインの最終確認を行った後、製作→納品

大まかな流れは上記のとおりですが、枚数や染色方法などによって変わる可能性があります。心配な方は、以来前に流れを確認しておきましょう。分からないところがあれば、オーダー前に確認し、問題点を解消することが大切です。そのままにしておくとトラブルの原因になるので注意してくださいね。

4.半纏のオーダーに関してよくある質問

半纏のオーダーに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.キャンペーン用の半纏を作るポイントは?
A.店舗等でキャンペーンを行う際に使う半纏には、「大売り出し」「大セール」などの文字が記載されています。文字を入れることで、どんなキャンペーンを行っているのか消費者に伝わりやすくしているのです。また、店舗の名前やロゴを半纏の後ろ側に入れると、お店のアピールにもつながります。マスコットキャラクターがあれば、半纏に入れるのもOKです。多くの人の目に留まるのはもちろん、子どもを引きつけるワンポイントになるでしょう。

Q.オリジナル半纏の製作例は?
A.製作業者のホームページ等を確認してください。スズキネのホームページでは、実際に製作した半纏の写真を掲載しています。表と裏のデザインを掲載しているので、参考になるでしょう。また、直接店舗にご来店いただければ、実際に製作した半纏をご覧いただけます。

Q.イラストデータを送る方法は?
A.基本的に、メールでデータを添付し送ることになります。ただし、容量によってはデータが送信できない可能性があるため、その場合は「ギガファイル便」などの無料ファイル転送サービスを利用してください。また、CD-Rなど保存メディアで送る方法もあります。

Q.納期までどのくらいかかるの?
A.オーダーの枚数によって異なりますが、オリジナル半纏の場合はデータ入稿日から約25日間となります。ロット数が多くなるほど納品も時間がかかるので、大量に発注する場合は時間に余裕を持ってオーダーしたほうがいいでしょう。お急ぎの方は、1度業者へ相談してください。場合によっては、納期が早まる可能性もあります。

Q.半纏のオーダーでよくある失敗は?
A.「デザインが想像と違った」「色が思っているよりも暗かった(または濃いめだった)』などです。特に、直接店舗へ訪れず、メールや電話などでオーダーする場合にトラブルが起きやすい傾向があります。心配な方は、使いたい色と同じ生地や紙などを郵送し、業者と共有したほうがいいでしょう。

まとめ

半纏は、日本で昔から使われていた和服の一種です。お祭り用・イベント用・子ども用・キャンペーン用・職人用など、さまざまな場面で活躍します。オリジナルの半纏は、自分で好きなデザインにすることができるので、使用目的に合わせた仕上がりになるでしょう。なかなかデザインが決まらない方は、製作業者に用途や目的などを具体的に伝えながら、話し合って決めてください。半纏のオーダー製作に実績がある業者に依頼すれば、より良いデザインを提案してもらえます。


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